#201 【2024年4月時点】 最近よく使っているイヤホン達
これまでご紹介してきたイヤホン・ヘッドホンは全ておすすめなのですが、何せわたしの耳は左右一対しかないもので、その時々により使うイヤホンのトレンドが変遷します。
トレンドと言っても「これ便利だから」みたいな軽い理由で使用頻度が高い、ということですね。机の上に出しっぱなし、鞄の中に入れっぱなし、というイヤホン達です。
全て過去記事で紹介済みの機種ですが、「で、結局いま何使ってるの?」という記事も定期的に書きたいな、と思っていたので改めてご紹介します。
final E500
とりあえず、YouTubeやポッドキャスト、Audible等の音声コンテンツはこれを使っておけばいいよ、という機種ですね。現代はYouTubeや映像サブスク等の非音楽コンテンツの利用時間が長いと思いますが、そうした音源に向いていて、かつ廉価な製品です。
あらかじめ用途を理解した上であれば、音楽再生用のより高価な機種より、ずっと高いパフォーマンスが得られます。声の透明感や立体感は抜群です。
最近のわたしは、このE500を机の上に出しっぱなししています。立体感が際立つことから、Endelを再生する用途にも使っていますね。
活用シーンが自宅内に固定されてきたので、イヤーピースはTRN Tipsに変更しています。付属品のfinal TYPE Eも良いイヤーピースなのですが、表面がサラッとしていて滑り落ちてくるんですよね。TRN Tipsはゴムに僅かな粘着力があり、ピタッと張り付きます。イヤーピースの変更が必要かは人によるとは思いますが、参考までに。
過去記事はこちらです💁
ZERO AUDIO ZIRCO TENORE
いま、据え置きのアンプに繋ぎっぱなしにしているのはZIRCO TENOREですね。純正の4.4mmバランス接続用のリケーブルに交換しています。音質的に汎用性の高いイヤホンで、どんな音源でも無難に鳴らせること、装着感が軽くて長時間の使用でも疲れないことが理由です。
曖昧な表現ですが、このイヤホンは誠実ですね。リスニングイヤホンとして楽しく聴けるサウンドと、価格に見合う解像度を両立させようとするなら、こういう音になるのかな?という感じがします。突出した個性がないぶん地味な存在ですが、とても良いイヤホンだと思います。
イヤーピースはコンプライのTRZ-200一択ですね。付属品のイヤーピースは装着位置がシビアすぎるので、このイヤーピースへの変更はむしろ推奨します。ちょっとお高いですが、付属品のイヤーピースで左右差を感じる場合は、これで解消できると思います。
過去記事はこちらです💁♀️
SHURE SE215SPE
外出時に持ち出すイヤホンはほとんどこれに固定されてきました。カバンの中に入れっぱなしにしています。
遮音性の高さと装着感の良さに加えて、高音の刺激が少ない独特なチューニングにより、そこそこの音量で長時間使用しても疲れにくいという、稀有な特徴を持っています。
これらの特徴は、おそらくはSHUREのSEシリーズがステージモニターであることに起因します。ライブのステージ上で演者が使用する道具としての使い勝手の良さは、そのまま外出用イヤホンとしても使いやすい、ということですね。
過去記事はこちらです💁♂️
それでは皆様、よいポタオデを。