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恋をするからいのち短し どうする乙女

たぶん友達や知り合いからすると今更な話なんですけど、
ていうか最初のnoteに推しの名前を並べていたくらいなので皆様ご存じだと思うんですけど、
私は、"geek"な性質です。

「geek」とは
「geek」とは、一般的には特定の分野に深い知識や興味を持つ人を指す言葉である。元々は、サーカスの奇人や変人を指す英語の俗語であったが、現在では専門的な知識を持つ人々を指すことが多い。

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要は「何かに恋するチカラ」がめちゃくちゃ強いです。
好きになった瞬間、数時間にわたる情報収集から作品を味わうことまで文字通り「寝食を忘れ」て没頭します。
これは推しに限らず、「好きだ!」と思ったものは全部。

そんな中で先日、友達とこんな会話が展開されまして。

「アラジン何回観たの?」
「そんな多くないよ、直近15回くらい。」
「言葉失ったわ」
「え、そんなでもなくない?ちなみに、未来(に観る予定)はこんな感じ。」

「アラジン」と検索して出る予定達、
一部であることは言うまでも…

「ねえちょっとまって、やばい、こわい。そんな一つの作品を繰り返し観るとかしないよ…そもそも何かにハマったことないなあ」

ここで藤原はようやく気付くわけですね。

「そんな一つの作品を繰り返し観るとかしないよ…」

…えっ!!!しないの!?!?!?!

まじか、まじですか。舞台なんて、こんなの重複度合いで言ったら全然軽いほう。同じ本も同じ映画も同じドラマも同じバラエティも繰り返し観るし、ダビングもする。
(Blu-rayディスクの終売は私にとっては致命的)

だって都度、発見が積み重なるじゃん?
ていうか、そもそも1回観ただけだと、拾いきれなくない?
処理しきれなくない?

でもここでさらに気付くわけです。
”えっ、もしかしてみんなと私だと、1つものに対してかけてる時間が数倍違う…?”

そして、さらに殴られたような衝撃を覚えるわけです。
”とはいえ、1日24時間、1年365日なのは全員に等しく平等なんだぞ…?私だけ数倍あるわけじゃないよな…?”

そりゃ生き急ぎますわ
みんなと同じ時間しか持ってないのに、その中で1つのものを味わうのに人の何倍もかかる!
だから詰め込まなきゃ間に合わない、常人としての生活もしなきゃならないから。

そんな性質のおかげで1日が秒ですぎていきます、1日よ48時間であれ
この世は棄てるには惜しいほどに、素晴らしいものたちでも溢れている
まだまだ味わいきれていないのに、もう27歳なんて勘弁してほしい。

いやもうほんとどうする?って感じでしょ。
よく思います、自分でも。もう少しね、こう上手にやれないもんかと。

でもね、同時に結構気に入ってるんですよ。
この感性があってくれるからね、今日お猫さまと見た夕焼けも私は一生忘れず何度も思い出して味わい尽くすことができるから。

なんつって。

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