いつも思います。
西洋のものは実に素早く情報が入ってきます。なんと押し付けがましいことか。
アジアの情報は、こんな感じです。アジアは広く多様で寛容で、何も押し付けてきません。
こうした一部の通人(Soi48)に支えられて知る由。
こうして記録していても、比率で考えると偏っていますねえ。
西洋は「聴き手」オーディエンスを欲し、それがないと霊的に芸術に昇華しません。
アジアはただ畑の真ん中で声を出すだけでいい。
「俺の話を聞け、5分でいいから」と「君の声を聞かせて」の違いかしら。
しかし本当か嘘か「逃げ恥」がハンガリーのことわざなら、やはりあそこまでアジアっぽいのかも。
「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」の意と。
映画「ザ・ムーン」はyoutubeで鑑賞。残念ながら字幕なし。久しぶりに2時間映像を追いました。
映画は本来セリフや音、色がなくても理解できる表現である、はず。デパルマ風な画面分割が度々使われていました。ちょっと安いミュージックビデオ風とも。そのかわりしっかり(歌詞でなく)音楽を聴けました、というべきかも。聴いていくと日本の演歌よりも、アメリカのカントリーに似た雰囲気を持っています。「歌えロレッタ愛のために」とか「クレイジーハート」とかみたい。
そして、日本で近い世代の歌手といえば、ちょうど山口百恵と松田聖子の間の年齢。むしろ美空ひばりとは遠いと思います。小倉説によると歌の世界観が少女の成長とリンクしている、というもの、でした。
A movie that portray the life of the Queen of Thai folk song
Pumphuang Duangjan