映画の感想 とって置き過ぎて忘れた映画「ある歌い女の思い出」
とって置き過ぎて忘れていたdvdを鑑賞。
Amazon無情。10年前に買ったものとは!!当時はこんな価格ではなかったような。
観ていない映画について、堂々と----この作品の話をしたことはありません。
身近に共有できる知人はおりません。
観ていないのに他人に勧めることもできません。
原題は、「王宮の静けさ」の様子。
立派な紹介情報もあります。
ウードが奏でる静寂~ チュニジア映画『ある歌い女の思い出』の音楽をめぐって
10年前より立派になった当家の視聴環境で、楽しみました。
閉ざされた宮廷の中だけで進行する物語。
1950年代の地中海世界の落日の「宮廷」。
ウィキ検索によると「チュニジア政府は1987年にカルタゴ建国2800年祭を行っており、紀元前814年が一般的にカルタゴ建国年と見なされている」。
「ディドーとエネアス」のカルタゴ。
「アフリカ」という呼称の語源のひとつもカルタゴらしい。
この映画で取り上げられたウム・クルスームのオムニバスも1枚。クルスームという人の歌はオーラは纏っているとは思うのですが、強烈なビルトーゾ性は控えめに感じます。むしろ映画の中で主人公が歌っている姿と声の方が印象的かしら。
子供が生まれた時の女性たちの歓声がスゴイ。インディアンのアワワワという感じ。
ふと思い出して、アミナ・アラウイのモロッコ古典歌謡のCDをだして聴いてみました。無情なAmazonデータ「この商品を購入したのは2005/6/22です」。
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