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読書の感想 サルデスカに教えられてジョテダレカフェ「アコーディオン弾きの息子」
読み始めて「パダンパダン」は何とかわかりましたが、次の曲は----?
そうして歌詞で検索していったら、きちんと下のようにBGMを集めてくださっている方がいました。感激。
「ジョテダレカッフェ」は日本語の曲名や歌詞があるのかまだわかりません。
動画の中に写真のようなシーンも。
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映画の情景が浮かんでくるのですが、俗っぽいけれどひとつはやはり「ゴッドファーザー」でした。
そして、ピレネーを挟んで、中学生のわたしに衝撃を与えた笠井潔のミステリ、パリとカルカッソンヌで起こる連続殺人。
読んでいてチラチラと頭をかすめるスペインのこと。逢坂剛の小説や天本英世の本----しかし、そうこの本の舞台はスペインではありません。
むしろ、自然の描写やあふれる音楽、脱出行などのサスペンスから、黒沼さんの「メキシコからの手紙」を思い起こします。黒沼さんも若くして日本を離れ、チェコ語とスペイン語の世界で暮らし、日本語で綴りました。
この本を夏休みに読む料理人、あちら方面で修業した料理人ならみなこの本を読んでいるのかしら。スペイン語版なら、読めそう?こうした本を大切にし、お客に刺激を与える料理人----彼くらいしか出会ったことがありません。
アチャガを読んでいるからといって、素晴らしい料理が作れるとは限りません。しかし、わたしは素晴らしい料理人だと思います。何よりまたサルデスカに行きたくなりました。
本の中に登場する女優。趣味が好い。そういえばサルデスカにはリタ・ヘイワースがいます。
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