笑うバロック(621) 2つのテーマによる、6人のバイオリニストのための「Sei Solo」
バッハの謎めいたタイトル「Sei Solo」。
「you are alone」と読むこともできます。
イタリア語「Sei」は、「6」とも「あなたは」とも。
たしかに表紙は「Sei Solo」が印象的。
検索したところ6人の男性がこの表紙に魅かれたと思しき趣向のCDを。
21世紀の幕開けと共にクレメルから、その後バロックバイオリンの録音が増え、6人目はカヴァコス。
バッハの私生活を含め孤高ぶりを解釈しているように思えますが、雰囲気としては6つのパートからなる超大作という捉え方