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わたし。

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「わたし」というお話。 日記ではない。「わたし」のことをとりとめもなく、まとまりもなく。
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2018年3月の記事一覧

68. 熱帯魚みたい、わたし。

68. 熱帯魚みたい、わたし。

やる気曲線は乱高下を繰り返す。
あの時の気持ちはどこへやら
だからわたしという人間は信用できない。

散らかった部屋のベッドの上で過ごす休日。
なのに疲れはいっそう体を押しつぶしていくよう。

季節外れの雪で
エアコンをつけっぱなしにしていた。

あぁ、きっと
こんなにもやる気が出ないのは
酸欠だからだ。

そう思いたち、窓を開ける。

湿った冷たい空気が気持ちよくて
やっぱりわたし、生ぬるい温度

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67. わたしとピアノの音色。

67. わたしとピアノの音色。

自転車で通るたび 通るたびに
その家からは拙いピアノの音が聞こえた。

閉ざされたレースカーテンの向こうで
まだペダルに足が届かないような
幼い女の子が
一生懸命にピアノを練習しているに違いない

その純粋な音色に
いつも心が洗われて
初心に戻してもらえるような
背筋がのびるような

ぎゅっと心の臓をつかまれるような

思いがしていたんだ。

でもある日、カーテンの向こうが見えてしまった。

中高

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66. わたし、やります。

66. わたし、やります。

最近ちょっと、調子がいい。
それはできる限りでだけど、「変わる」ことを決めたから。

今までは「変わりたい」だった。
でも、「変わります」と言えたのだ。
その時にもうわたしは、一歩、変われたのかもしれない。

そう言ってからわたしは
昔好きだったアニメを見返した。
そのアニメの主人公も、
わたしとは違うが舞台に立つ人だった。

彼女は、到底無茶だと思うことにも
「やります」と言って頑張る人だった。

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65.わたし、留守にしてました。

65.わたし、留守にしてました。

しばらく留守にしていた家に
帰ってきたときの
独特な、あの空気はなんだろう。

意図せず留守にしてました。

まずは、「ただいま」と言ってみる。

しばらくしたらまた旅に出るでしょう。
その時には、今回よりもう少し
旅先から手紙が書けたならいい。

心に留まる景色が色々あります。

そばを通るたびに聞こえる
拙いピアノの音色。

深夜1時近くに
ひとり自転車をこぐ、あの帰り道。

朝の澄んだ空気と

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