快適なフリーランス生活のためにMy就業規則を作ってみた
先日、いしかわゆきさんの著書「ADHD会社員、フリーランスになる。」を読みました。
その中で「就業規則(マイルール)を作る」と書いてあって、とても素敵だなぁ〜と思ったので私も早速作ってみることに。
実際に作ってみると「しないこと」を決める項目が多くなってしまい少しネガティブな印象もありますが、自分なりのワークルールを設けることは本当に大事だと実感しました。
ひとりブラック企業にならないように自分の中の決まりがあると、振り返りしやすい気がします!
労働時間に関する事項
16時過ぎに作業に手をつけると中途半端になる&バタバタと慌ててしまうので、フリーランスのお仕事は30分早めに締め切っています。これがわりと良い感じ!
娘の保育園がフリーランスの働き方に理解のある園で、預け時間をいつでも変更して良いと言ってくれていて。もう少し稼働時間を伸ばしたいなぁとは思ってはいるんですが、私の体力的に今の預け時間ががちょうど良い気がしています。
無理に長くしたり、お迎え時間を遅くして、体力的にも気力的にもダメになるよりは現状維持がいいかなぁ〜
就業場所に関する事項
普段の作業場所は、自分専用のワークスペースです。
以前は小さめのデスクやダイニングテーブルで作業していましたが、姿勢が悪くなり身体がカチコチになるので、やはりきちんとしたデスク・チェアで仕事するのが大事ですね。
余談ですが「フリーランスはカフェで作業するんでしょ?」とたまに言われます。私は基本外では業務関連の作業はしないようにしています。
無料Wi-Fiにつながない&スクリーンフィルター使用は当たり前ですが、やっぱり色々と気になるので基本はおうちですね。
外出中にどうしても必要な作業やMTGが発生したらテレキューブ(個室)を予約して、カフェで作業するのは個人のやりたいこと(読書・書き物)があるときくらいです!
賃金に関する事項
会社のお給料は毎月決まった金額ですが、個人事業は自分の中で単価の基準を決めています。時給換算で1,700円(税抜)を下回る案件は受けていません。今の平均は1,800〜2,500円(税抜)というところです。
会社員とフリーランスのお仕事と合わせてフルタイムの基準かどうかの稼働時間であること、個人事業を法人化・チーム化していないので、今の私の業務で1人で稼げるのはこれくらいが上限かなぁと。
お金も大切ですが、一緒にお仕事させていただく方や心地よく働ける環境の方が私にとって大事な気がしています。
余談ですが、先日フリーランスのキャリアコンサルタントの先輩方とも単価の話題になり、「一度上げた単価は下げないほうがいい」「むしろ今の単価(〜2,000円)が安いのでは??」とかなり具体的にアドバイスをいただきました。
すぐに金額を上げる!ということはなかなかできていないのですが、まずは「自分の中で決めた単価は絶対に下げない」を意識しています。
とはいえ、何がなんでも単価を死守!単価アップを交渉する!というわけではなく、今のお仕事をきちんとやって、業務効率化や業務改善の提案をして、日頃からコミュニケーションをとっていることが前提での単価アップのお話をすべきと個人的には思っているので、まずはきっちりとご依頼いただいたことをやっていくのみですね。
服務規律(お仕事編)①心からやりたい!と思ったお仕事をする
以前、私立大学やPR会社で働いていたとき、自分が心からおすすめできないサービスを広報していた経験があって、それが辛いと感じていました。
なので依頼を受ける際には必ず事業内容を確認し、心から応援したいと感じる企業様・個人事業主様のみをサポートさせていただいています。
サポートしながら自分が苦しくならないように。これ、私にとってかなり大切です!
服務規律(お仕事編)②営業代行をしない
以前PR会社に勤務していた際、アポ電話や飛び込み営業に何度か強制的に連れて行かれた経験から「営業する」ということに対して、超絶苦手意識を持っています(今も)。
「自分がやられたくないことはしない」をポリシーにしているので、営業電話やお問い合わせフォームの入力代行など、営業に関わる業務は一律お断りしています。
服務規律(お仕事編)③電話を使用する業務をしない
現在、保育園に通う子どもがいて、いつ風邪をひいてお休みするかわからない日々です。
そのような状況で電話を使用する業務を引き受けると、業務対応が難しくなることが多いのはもちろん、そもそもその状況にプレッシャーや不安を感じることが増えるかなと思い、電話を使用する業務は一律でお断りしています。
幸い、会社の代表電話もAIが自動応答してくれますし、他の業務でも会食の予約(発信)以外はほぼほぼ使用しないので、今のところ問題ないので、これは継続したいですね。
服務規律(人間関係編)①連絡が途絶える人とは働かない
忙しくてメールやチャットの返信がなかなかできない方もいらっしゃると思います。幸い今お仕事させていただいているクライアント様は頻繁にお返事や反応してくださる方がほとんどです。
以前、しつこくない程度に何度か連絡をしても数日単位でお返事がいただけず、保育園のお迎え時間ギリギリに返信が来たと思ったら「大至急修正してください!」とだけ書く方や、何がどう違うのかわからない「違うので修正してください!」と書く方がいました。
個人的にどちらもやりたい分野のお仕事ではあったのですが、継続はお断りさせていただきました。複数回にわたって自分の中でもやもやする対応をされたときは、どんなに良い条件でもお引き受けしないをポリシーにしています。
服務規律(人間関係編)②依頼業務以上に過剰にお願いしてくる人とは働かない
これは今も若干悩んでいるところではあるのですが、当初の契約内容以上に過剰に要求してくる方とは、なるべくお仕事をしないようにしています。
もちろん新たなご依頼は大歓迎です!でも「あれも」「これも」とどんどん過大要求してくる方も時々いるので良い塩梅でお仕事できるようにしたいですね(ここが難しい)。
今後も就業規則はアップデートを!
今の働き方を就業規則にしてみました。
自分らしく働けていると感じる一方で、まだまだ改善の余地があるということも今回わかりました。
改めて自分の振り返りにもなりますし、その時のライフスタイルにあわせてアップデートしたいなと思ったので、定期的に更新していこうと思います!