【簡単あらすじ】貴族探偵対女探偵(微ネタバレ)【麻耶雄嵩/集英社文庫】
最愛の師匠が亡くなり、その後を継いで探偵稼業を行っている新米女性探偵・高徳愛香。心身を休めるために、大学時代からの親友・平野紗知の父親が所有する山荘にお呼ばれされたのだが、そこで紗知の知り合いが殺されてしまう…
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以前レビューした貴族探偵の続編です。
(かなり失礼な言い方ですが)前作については、それほど万人受けするような内容では無いですし、熱狂的なファンが付くような主人公(貴族探偵)では無いと感じた読了感でしたので、まさか続編が出版されているとは思いませんでした。
しかし、続編が出版されて良かったと思えるくらいの仕上がりになっていますので、是非読了して欲しい一作です。
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作品の大雑把な流れは前作と変わらない為、あまり内容について記述してしまいますと今作もネタバレになってしまう可能性が高いため、各話においての「印象深い貴族探偵のセリフ」を抜き出して、レビューとしたいと思います。
1.白きを見れば
2.色に出でにけり
3.むべ山風を
4.幣もとりあへず
5.なほあまりある
前作と同じように人を選ぶ作品かもしれませんが、今作に新しく登場した新米女性探偵のおかげでかなり読みやすくなっていると思いますし、私自身も今作をおすすめします。
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