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音楽は思い出を入れる箱

 皆さんこんにちは。
 今回は音楽についての記事を書いていこうと思います。
 タイトルを見て、なにをロマンチックな話を…と思われるかもしれませんが、まぁ聞いてください。


みんなの思い出の曲は?

 みなさんは普段、音楽を聴きますか?
 流行りのアーティストの曲でもいいですし、自分の青春時代に流行った曲でもいいです。
 それこそゲーム音楽でもいいですし、クラシックやオペラなどなど、どんな音楽でも構いません。その中で特に思い出の曲みたいなものはありますか?
 その音楽を聴いていた時に自分の身に起こっていたこと…
 例えば、失恋をしたとか、受験勉強していたとか、人生が結構落ち込んでる時期だったとか、めちゃくちゃ楽しい時期だったとかいろいろあると思います。

 もちろん今まで聞いてきた曲のすべてにそういう思い出があるわけではないと思いますが、何かそういう思い出の曲って誰にでもあると思います。
 そんな曲をふと何かで聴いたとき、急に当時の情景が思い浮かんだりした経験はありませんか?私はよくあります。
 色んなゲームの曲を聴くたびに「あのゲーム友達とめっちゃやったなぁ」とか「あのゲームのあのボスクソ強かったなぁ」とか。とにかくいろんな思い出が蘇るわけです。

 しんどかった時期に聴いていた曲なんかは嫌な思い出も出てくるけど、「この曲があったからここまで頑張ってこれたなぁ」とその曲への感謝の気持ちも湧いてきます。

 こういうことを感じるたびに私は「音楽は思い出をしまっておける箱みたいなものだなぁ」と思うわけです。
 そして、面白いなと感じる部分が「同じ曲でも人によって思い出が全く違う」ということ。
 何を当たり前なことを言ってるんだと思われると思います。
 世の中にはいろんな曲がありますが、一個人のために作られた専用曲なんてものは存在しません。

 いや、もちろん「恋人のために作った曲」とか探せばいっぱいあるとは思いますが、そういうのが一般人である我々のために1人に1曲ずつ割り当てられてるわけではありません。
 基本的にアーティストや作曲家が自分たちの作りたい曲を作り世に放つので、作った人たち専用の曲はあれど我々個人の専用(テーマ)曲なんてものはありません。

 ですが、その誰かが作った曲を聴いた人たちが「いつ、どんな時に、どんなことを思い、どんなことをしたのか」という限りなく個人的な情報をその音楽にしまい込むんです。そして、その情報はその人本人にしか取り出すことはできません
 物質として存在していないもののはずなのに、ただの空気の振動のはずなのに、聴くと思い出が蘇るって考えると、音楽は不思議で面白いものだなぁと感じるのです。

私の思い出の曲

 私の思い出の曲というといろんな曲が思い浮かびますが、やはり聖剣伝説Legend of Manaの「ホームタウンドミナ」でしょうか。
 ただただあのゲームをやりまくっていた当時。本当に世界観が素晴らしく、ストーリーもそれを彩る音楽も本当に素晴らしかったゲームです。私の人生観にも大きく影響を与えました。あのゲームがなければ今の私はいなかったと言えるくらいです。
 ドミナの曲を聴くたびにあのゲームのことを、ドミナの町のことを強く思い出します。
 武器作成が難しくて全然強い武器が作れなかったのはいい思い出です。

絵本のような素敵な世界

 それから小学生の時にスーパーファミコンでやっていた星のカービィスーパーデラックスの曲はどれを聴いても当時のことを思い出します。
 特にメタナイトの逆襲のエンディング曲。これは当時(今も)すごく好きで、メタナイトの逆襲のストーリーがとてもボリュームがあり、それを全部やり終わった後に流れるあのやり切ったけど少し寂しさを感じさせる渋い音楽に惚れ込んでいました。
 エンディングでは各コピーの名前とそのコピー元になる敵キャラの絵と名前が表示されるので、そこでスーパーデラックスに出てくるほとんどの敵キャラの名前を覚えました。

あぁ、終わったんだというのを感じさせるエンディング
よく見るとメタナイトがちゃんと脱出しているのが見えるのもいいですね
この演出でコピーできる敵キャラの名前をほとんど覚えることができました

 スーパーデラックスは一人でもたくさんやりましたし、友達ともたくさんやりました。起動時にすべてのデータが0%になっているのももちろん経験しました。でも、また最初からやるのはそれはそれで楽しいんですよね。

 今ここに挙げたのは2曲だけですが、思い出せばもっといろんな曲が出てくると思います。

音楽は人生にとって特に必要ないもの

 ここまで書いてきて、しかも音楽が好きなのに「人生に必要ない」とは何を言っているのかと思われるかもしれません。しかし、これは事実だと思っています。音楽がなくても衣食住があり、仕事をしていれば生きていけます

 ただ、音楽があると人生が少しだけ豊かになると私は思っています。
 音楽を聴くことで人はつらい気持ちを紛らわしたり、楽しい気持ちをさらに上げたりと、自分の人生を彩ることができると思っています。人生の主人公は自分なので、その物語に好きなBGMを付ける感じですね。

 生きていくうえで特に必要のない音楽ですが、無音の物語より音のある物語の方がきっと楽しいのではないかと。
 だから、必要のないものだとしても、あったほうが何かといい感じになるものだなとも思うわけです。

 今はまだ思い出の曲がない方もいるかもしれませんが、そんな方はこれからいい曲に出会えると良いなと思います。
 もう既に思い出の曲がある人はその音楽を大切にしていってください。
 どこから目線なのかわからない書き方をしましたが、音楽を好きになってくれる人が増えたらいいなと思います。

 今はサブスクサービスで気軽に音楽が聴ける時代です。気になっていた曲やラジオやテレビで流れていいなと思った曲、それらが好きなタイミングで聴けると思うといい時代になったなぁと思います。
 もちろんCDを買ってきて聴くという文化も私は好きです。好きなゲームのサウンドトラックなんかは現物を買って聴いてます。
 こう考えると昔より音楽に触れやすい時代になったのかもしれないと思います。普段あまり音楽を聴かない方は1ヶ月でもいいから課金して音楽に触れてみても良いかもしれませんね。
 もしくはCDを買ってきても良いかもしれません。何にせよ、音楽を好きになる人がもっと増えてくれたらいいなと思います。

 それから、音楽は聴くだけじゃなく、演奏するのもとても楽しいですよ。楽器は何歳からでも始められる趣味で、かつ一生やれる趣味となるので興味のある人は手を出してみても良いかもしれませんね。

 では、今回はこのあたりで終わろうと思います。
 最後は少し脱線してしまった気がしますが、音楽は人の思い出をしまっておける箱のようなものだなぁという話でした。
 次回の記事でお会いしましょう。
 またね~~。

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