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「ドミノin上海」早く読みたい!

久しぶりに書きます!
最近ほんまに忙しすぎて書けてないのがストレス!
まとめたい本がいっぱい。

ファンタジー、ミステリ、ホラーと、傍流系文学すべてにわたるジャンル開拓者としての恩田陸の仕事は注目すべきものだ。本作は、2つの紙袋が偶然入れ違うという小さなできごとが、まさにドミノ倒しのごとく、しだいに大事件へと膨れあがっていく様子をコミカルに描いたスラップスティック・コメディである。

7月のある蒸し暑い午後、営業成績の締め切り日を迎え色めき立つ生命保険会社から、差し入れ買い出しのためにOLが東京駅に向かって走りだす。ここを物語の出発点として、ミュージカルのオーディションを受ける母娘、俳句仲間とのオフ会のため初めて上京した老人、ミステリーの会の幹事長のポストを推理合戦によって決めようとする学生たち、従妹の協力のもと別れ話を成功させようともくろむ青年実業家、訪日中のホラー映画監督など、さまざまな人間が複雑に絡みあうなかで、物語は日本中を揺るがす大事件へと発展していく。

状況ごとにかき分けられたプロット同士が因果律によって綿密にリンクしあい、登場人物の内面に深く入り込んだ視点によってできごとが相互主観的に語られていく。井上夢人の傑作『99人の最終電車』を連想させる作品だ。人物造形や状況描写などが多少パターン化されている感は否めないが、登場人物が東京駅に集うクライマックスに向けて、ジェットコースターに乗っているかのような気分で一気に読ませる手練には驚嘆せざるを得ない。エンターテイメントに徹した快作である。(榎本正樹)

amazon内容紹介

おもしろかったです!
2001年頃の作品なので、当時の時代感がありますが、それもまた興!
ハラハラして読めましたー!
続きが気になってほんの数分の隙間時間にも読んでました。

人生における偶然は、必然であるー。

本文より

確かに、そうかも。いや絶対そうやわ。


恩田陸先生。
中学高校時代は大好きでしたが、しばらく読んでませんでした。
読むだけでじめっとした暑さが伝わる「ユージニア」とか印象深い。
「夜のピクニック」も「六番目の小夜子」も面白かった!

10年ぶりに読んだけどやっぱりよかった。
久しぶりに会えてほんとよかった。
ご無沙汰してました。

選書のきっかけは、松岡茉優さん。
人生を変えた本として紹介しています。

脱線するけど、このチャンネル。
「東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~」
めちゃくちゃおもろい!
#木曜日は本曜日  とくに面白くて、いま夢中でバックナンバー見てます!

有名人の皆さん、みんな結構読んでるんすねー。
本好きと聞くと一気に応援したくなっちゃいます。

出演者の並びをみてみると、本好きと知る前から、皆どことなくなんかいい感じのイメージがあります。もともと好感度高め。
好きなものが一緒って、それだけで何か心に響くものがあるんだろうか。

あと読んだ本が紹介されるとちょっと興奮します。
「おれも読んだ読んだー!あれよかったよなー!」て。
佐久間さんの「ナナメの夕暮れ」とか松井玲奈さんの「時をかけるゆとり」とか。

他人の「好きな本の話」聞くのってめちゃくちゃ楽しいな。
20人限定の企画だったということで残念。
まだまだ見たかったー。


続編の「ドミノin上海」が2月に出てるとのこと。
早速、図書館で予約しました。

地元の図書館が新たに図書館アプリを導入したとのことで早速つかってみました!久々の予約!

利用者カードもいらなくなって、予約も画面がスッキリしていい感じ!
ますます使いやすくなることを祈ってます!

「ドミノin上海」の予約は3人待ち。
おとなしく待っときます!

以上

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