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江戸時代から続く伝統
毎年 10 月の第 3 日曜日に行われる「松江神社」〔祭神 : 徳川家康、堀尾吉晴、松平直政 (家康の孫)、松平治郷 (不昧) 〕の例大祭、松江開府を祝う祭りである。
■鼕行列
数十個の提灯や幔幕を張り巡らすなど各町内で工夫をこらして飾り付けた「鼕宮」という鉄の車輪のついた屋根付き山車屋台に、四尺 (1.2m)〜六尺 (1.8m) の鼕 (どう) と呼ばれている太鼓を 2 、3 台据えて、笛・チャンガラの囃しに合わせて打ち鳴らし、子どもたち数十人が揃いの法被で「ホウホエンエ ホウランエンエ エヤサノサイ ラノラノラ」と声を揃えて綱を引き行列をする祭である。
■歴史
平安時代に京都で行われていた「左義長」という正月行事がもとで、それが地方に伝わり出雲 (松江) 地方でも歳神行事「とんど行事」として行なわれていた。
松江開府以来、城下の町方では正月に歳神様を祭る「とんど行事」に合わせて鼕を打ち鳴らし、笛・チャンガラで囃したてており、享保 9 年 (1724) に伏見宮息女岩姫様が第 5 代藩主松平宜維 (のぶすみ) 公の後妻として後嫁された時、町民が競って鼕を打ち鳴らして祝ったと伝えられている。
今日のような本格的な行事となったのは、大正天皇御大典のおりに各町が競い合って大きな「鼕」と「鼕宮」を造り、数十町内が行列をしたのが始まりである。(松江観光協会ー松江祭から引用)
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