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2024年買って良かったもの


食洗機

 今年、ついに念願の食洗機を調達しました。単身者かつ賃貸派のため、
・タンク式
・物理的にオーバースペックでないサイズ感
・定評のあるメーカー
上記全てを満たす製品がこれまで存在せず、導入を見送っておりましたが、満を持して天下のパナソニックから”こういうのを待っていた”的な製品が23年に登場し、レビューも良好だったため株主優待を併用する形で購入。

 今では、これなしの生活が考えられない程度に大満足で、アイリスの食洗機ユーザーな友人も、庫内で洗えている様子が見えるのは良いと絶賛されたため、単身者かつ分岐水栓工事のハードルが高い賃貸派はこれを買っておけば間違いありません。

 しかも、昨年ダウンサイジングした1.0Lのホットクックの内鍋がギリギリ入るのが地味にポイント高いです。寸法的には行けそうな気がしていましたが、実際に庫内に入る確証が得られなかったため、口コミが出て来るまで購入を見送って、23年内の購入が間に合わなかった節はあります。

 ちなみに、1回で使用する食洗機用洗剤は2g、油っこい場合でも4gと、固形洗剤の5gはオーバースペックなため、必然的に容量の調整が可能な液体で、かつ洗浄力の高い(※個人の感想)クリスタが最もコスパの良い洗剤になるのが私の結論です。

 単身者なら洗い物もそう多くはないため、食洗機で1時間以上掛けて洗濯と乾燥させるのは、却って手間ではないかと思う方も居るのかもしれませんが、人間の手では扱えない温度とpHで洗浄できる利点は大きく、グラスなどは手洗いだと次第に曇ることから、定期的に重曹で磨いていましたが、その手間から解放されました。

 また、賃貸あるあるで給湯器が設置されていない物件の場合、冬場の冷水による手洗い(特に油っこいもの)は苦行以外の何者でもなく、その手間から解放されるだけでも導入の価値がある代物かと思います。

ホットサンドメーカー

 地方在住のため、令和の米騒動の煽りは受けませんでしたが、これまで主食で玄米が中心で、稀に二八そば、パスタ、即席麺を食べる程度だった私としては、米以外を主食にする選択肢の幅を持たせようと、全粒粉食パンを美味しく頂くためのホットサンドメーカーを探すに至りました。

 条件として、
・パンの耳を切る必要なく焼ける
・洗いやすさ
で絞り込んだところ、Vitantonioのホットサンドメーカーが理想に近く、在庫処分品だった旧型のVHS-10を購入するに至りました。メーカー名は欧州感を出していますが、日本の会社で中国製です笑

 旧型にはプレートに焼き目をつけるために波打っているため、ホットサンドの見栄えだけは良いもののシンプルに溝が洗いにくいため、私のようなインスタ映えを気にしないおじさんであれば、大人しく普通に売っている改良型を購入することをお勧めします。

 ちなみに公式では食洗機非対応のため、小心者な私はビビり散らかしながら試そうとは思った試しがなく、メーカーの忠告を無視して洗うと、プレートの損傷や塗装剥がれが起きるのかは不明です。交換用プレートが発売終了してるんだもん…出来るわけないよ!

スマートリモコン

 いわゆるスマホが赤外線リモコンになる国産スマートリモコンです。ラトックシステムというメーカーに聞き馴染みがない方も多いと思いますが、私はかつて出していたWIFISD2という製品が気に入っていたため、信頼できる国産メーカーだと勝手に思っています。

 他のスマートリモコンよりも割高ではありますが、国産メーカーの強みもあって、国内で販売されている主要家電の赤外線リモコンの信号パターンは、プリセットでほぼほぼ網羅されており、手動学習の必要が殆どないのが利点です。

 また、標準機能で温度、湿度、照度が計測されるため、室温が一定の温度を超えたらエアコンを起動する。みたいな使い方をしたい方には、他社製品でオプションのセンサーを買うコストと天秤にかけるとトントンくらいかもしれません。

 もちろん、スマートリモコンですので、外出先で遠隔操作することもできれば、毎日何時何分に自動で消灯するといったオートメーション化、スマホのGPS機能と連携して、家に近づいたら照明を点ける、鍵を開ける(別売りの装置が必要)ことも可能です。

 賃貸あるあるで、備品(非残地物)のエアコン用リモコンの調子が悪くなった際に、自腹を切って互換品に買い替えて、退去時にケチをつけられるのも癪なため、管理会社に交換対応などを依頼する必要があるものの、面倒かつ時間がかかり、特に夏場は(本体側で応急運転はできるものの)死活問題となりかねません。

 そのため、端から使わずに済むならリモコンには触れず、スマホで操作できた方が便利なのは確かです。引越しをしても、スマートリモコン自体はアプリ内のリモコンプリセットを、転居先の家電に設定し直せば再利用できるため、スマリア本体が寿命を迎えるまで毎日使い続けられる代物と考えれば、高くない気もします。

前年の記事

 一年の購買傾向を振り返ると、やはり衣食住に関わるものばかりで相変わらず地味ですが、お金に困らない生活を営んでいると、いつでも買うことができる余裕感からか、別に今どうしても欲しいものが皆無なので、こればかりは仕方ありません。

 結果として、余計なモノは買わず、質素に淡々と暮らし、お金をかける部分は衣食住+知識・経験に偏ることで、持ち物は少数精鋭になるのだと考えます。

 今年は新しいモノを19点購入し、所有物を19点を手放し物理的にはトントン。収支はメーカー修理が必要となったミニベロからロードバイクに乗り換えたことで16万円程度足が出たので、昨年の予想通り、(年間)売却資金の範囲内で欲しいものを買うルールは破綻しました。

 アドレスホッパー的な暮らしができることを目指して、2017年から本格的に始めた整理整頓で得た売却資金の繰越が975,274円らしいので、ようやくそれに手を付けたことで、これまでの整理整頓や蓄財フェーズが終わりを迎え、人生が新たな局面に進んでいることを実感する年の瀬です。それでは。


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