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panda_99:夜の過ごし方

 今年度は勤務時間の関係上、どうしても生活リズムが夜型になってしまっている。お昼に勤務を開始し、夜まで仕事があるため、自宅に帰り着くのは21時30分近くという状況である。そこから簡単に食事をして、お風呂に入って、いろいろしていると結局就寝するのは早くても23時台、下手すれば日付を超えてしまうことがある。

 曹洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明さんは、禅の修行における「夜坐」を紹介しながら、夜は静かに過ごし、大事な判断を夜中にしてはいけないことを説いている。

 自分にとって心地よいこと、リラックスできることに時間を使うのも有効な心静かに夜を過ごす方法ではないでしょうか。
(中略)
 心地よい時間を持てば、自然に心は静かに穏やかになります。そして、それが就寝前のあなたの習慣になったら、「夜坐」にも劣らない禅的な夜の過ごし方ができるはずです。

枡野俊明『心配事の9割は起こらない』より

 思い返すと、夜ふかしをして良かったなという経験はほとんどない。夜ふかしの結果、充実感を覚えたのは、中学時代に小説を夢中で読み、気づいたら朝だったというときくらいだろうか。基本的に、夜遅くまで起きていると翌日の体調に差し障るし、肌や腸の調子も悪くなる。ネガティブなことばかりが頭の中を支配して、不安や心配事を延々と考えてしまうこともある。現在の勤務体系だと、朝早く起きなくても何とかなってしまうので、少しくらい夜ふかしをしても良いかなという気持ちになってしまいがちである。

 「自分にとって心地よいこと、リラックスできることに時間を使う」というアドバイスは自分にもぴったりだし、多くの人にとっても重要なことだと思う。心静かに夜を過ごすためのルーティンをつくってみようかなと感じた。個人的には、読書をして過ごすのが一番なんだけど、夢中になってしまうと夜ふかしの原因になってしまうので悩ましい…。


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