聴覚過敏で困っている人はコレを使ってください( #買ってよかったもの )
noteを見ていただいて、ありがとうございます。注意欠如多動性障害(ADHD)・精神障害者手帳2級で博士(生命科学)のred_dash です。
皆さんは、こんな経験はありますか?
・乗り物酔いする。自家用車はもちろん、新幹線や飛行機に乗ると気持ち悪くなったり、疲れたりする。
・スーパーが苦手。鮮魚コーナーの宣伝ソングやレジの音を聴いていると疲れるが、聞き流すことが難しい。帰ったときにはクタクタ。
・交通量の多い道路や工事現場が苦手。車の音や作業音、例えばドリルで物を壊す音を聞くだけで疲れる。
当てはまる項目があれば、あなたは聴覚過敏かもしれません。
聴覚過敏とは?
聴覚過敏とは、ザックリ言うと「音に過剰に反応してダメージを受けてしまいやすい性質」です。音に敏感で、ちょっとした「嫌な音」に影響を受ける性質ですね。一般には9-22%の人が聴覚過敏で、特に重度の人は2-3%との報告があります。発達障害の人は聴覚過敏になりやすいとされ、その割合が41%であったとの報告があります*1。詳しい解説はこちらをご覧ください。
聴覚過敏の対策となる道具:ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォン
私はずっと、乗り物酔いに悩まされてきました。バスに乗るとすぐに気持ち悪くなるのです。しかし、SonyのWH-1000XM3 というノイズキャンセリングヘッドフォンを使うようになってから症状が緩和され、生活が快適になりました。
ノイズキャンセルの性能は、商品評価サイトの360.life のお墨付きです。
付け心地が良く私は快適に過ごしています。過度に締め付けることがありません。音質についても、これまで使っていたヘッドフォンとは比べ物にならないほど良いと私は感じました。Bluetooth接続なので、とっさの取り外しで手間取らないことも快適さを上げています。
同じく聴覚過敏のしゅー&ぬーさんや、ゆずまさんも、このヘッドフォンをお勧めしています。
ソニーの対抗馬:Bose のノイズキャンセリングヘッドフォン
聴覚過敏の対策としてSonyのWH-1000XM3 の対抗馬になるノイズキャンセリングヘッドフォンはBOSE QuietComfort 35 ll でしょう。
WH-1000XM3の1世代前、WH-1000XM2とBose QuietComfort 35 IIを比較する記事をかおるんさんが執筆しています。
ノイズキャンセリングを使った聴覚過敏の対策
Sony でも、Bose でも、聴覚過敏対策のノイズキャンセリングヘッドフォン使い方は、電車内で電源とノイズキャンセリング機能をONにする、それだけです。音楽を流す必要はありません。日常が劇的に静かに、快適になるのでお勧めします。
SonyのWH-1000XM3は私のイチオシです。それでは、素敵な1日をお過ごしください。
※続きを書きました。よろしければ、お読みください。
※本記事は、red_dash が2020年3月5日現在までに収集した情報に基づき作成されていますが、情報の正確さを保証するものではありません。
※リンク切れ、事実と異なる記載などお気づきの点を発見された際は、どうぞコメントからご連絡ください。
参考
発達障害に伴う聴覚過敏と音環境に関する実態調査Survey on sound environment and hyperacusis for developmental disorders *1
http://www.env-acoust.k.u-tokyo.ac.jp/public/y/y046.pdf
聴覚過敏 - Wikipedia *1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%B4%E8%A6%9A%E9%81%8E%E6%95%8F
聴覚が過敏「音」で極端に疲れる:困りごとのトリセツ(取扱説明書)|発達障害プロジェクト
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/torisetsu/cat_hearing.html
the360.life - 旅の騒音対策にはソニーのノイキャン!|『家電批評』のイチ押し“旅ガジェット”
https://the360.life/U1301.doit?id=8185
聴覚過敏で困るADHDの僕が20年かけて編み出した対策法を伝授する|カップルがセックスを話す/ぬー&しゅー|note
https://note.com/couple_sex_lab/n/na8826f15a912
聴覚過敏のヘッドフォン事情|ゆずま|note
https://note.com/yuzuma1001/n/n05e8761f521f
聴覚過敏がノイズキャンセリング性能を比較するよ!ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホン | かほブログ。
https://kahoblog.com/chokakukabin-noise-cancell
*1:出典として中川辰雄(翻訳)、デービッド・M・バグリー(原文)、ゲルハルト・アンダーソン(原文)『聴覚過敏-仕組みと診断そして治療法』海文堂出版、2012年6月20日。ISBN 978-4303610708。
があげられているがred_dashは未読。