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『俺を捨てたところ』

 「人は圧倒的な存在を目にしたとき、笑うしか無くなる」ってよく聞きますよね?この言葉の元ネタがなんなのかはわかりませんが(ググったけど出てこなかった)、確かにその通りだと思います。プラスだろうとマイナスだろうと天井をブチ抜いたものを目にすると、別におかしくないのに笑えてくるのが人間心理というものです。サムネの写真のシチュエーションみたいに、何気なく生活してて急に熊がドンッ!!と飛び出してきたら引き攣った変な笑いが出てきそうです。そんな場面に出くわしたことないのでわかりませんがね。(この写真をあと何度使い回せるのかもわかりません。今の所3回目)

 今日紹介するのは"Boris"の『俺を捨てたところ』です。ついにきてしまいましたよ"Boris"が!!私も一度だけライブに行ったことがありますがそれはもう圧巻です。え?知らない!? 邦楽バンド界隈に興味がなければなかなか触れる機会ないですもんねー。かくいう私も詳しくありません。(Q:なら紹介すんなよ💢 A:好きな曲だからしたかったんだもん、しょうがないじゃん)

 日本発だけれども、海外からの方が評価の高いクリエイターや作品ってたまにありますよね? ここで的確な具体例を出せる人こそがスマートな人だと思うのですが、良例が浮かんできません。女性フードファイター、大食い女王こと"魔女菅原"さんでしょうか?

 やっぱ"ディーンフジオカ"にしましょう。今でもモデルや俳優、ミュージシャンとして活躍している"ディーンフジオカ"は、今でこそ日本のテレビや映画で活躍していますが、それ以前は主に海外で評価されていました。デビューは2004年の香港ですし、台湾のドラマに出演したり、音楽活動をインドネシアでおこなっていました。日本人でありながら海外での活動がメインだったわけですね。

 "Boris"もきっとそんな感じだと思います(怒涛の予防線)。彼らは日本と海外での知名度が逆転しているバンドです。海外では全米をツアーで回ったり、大型フェスに出演したりと成功しているバンドですが、日本で知っている人はそこそこマニアックでしょう。今までリアルで音楽の話をした相手は誰も知りませんでした(合計4人😇)

 知っている人ならわかると思いますが、正直言ってなかなか日本のメジャーシーンでは居場所のなさそうな音楽性ではあります。給食の時間とかで無差別に流せばクラスの何人のか魂にブッ刺さりそうなんですがね。とりあえずまずは、キャッチーで聴きやすい曲からいってみましょう!牛乳とコッペパンの用意はできましたか?お昼の校内放送から聴こえてくるイメージでどうぞ🍞🥛

 はい、そんな感じです。突如響き渡る爆音に、えっ何?このうるさいの、、、?と困惑する教室、そんな中、数人のクラスメートは運悪く感電してしまう音楽です。これは海外では『Statement』日本では『メッセージ』という名の曲です。海外でもこのまんま日本語でやってます。ブチ抜かれたロックンロールにとっては言語の壁など三幸の"新潟仕込み"🍘のように薄く脆いモンなのですわ。

 私の小学生時代にコレがかかっていればもう少し早く音楽に興味が持てたかも。どーでもいいですが私が音楽に関心を持ったのは完全に成人してからなので(青春時代に軽音部とかやってみたかったわん)

 さあ、表題に入りましょう。『俺を捨てたところ』はアルバム『Pink』の最後に収録されている楽曲です。デラックスバージョンだとその後にボーナストラックが入るけどね。10分16秒というちょっと頭のおかしい長さの曲ですが、意外と受け入れやすい普遍的なカッコよさを持った曲だと思いますよ。ドラゴンボールのテーマソングとかにもできそうです、前半は。どうかしているのは後半なので、初めての方は是非とも爆音で聴いてみましょう。近所迷惑を考えてカーステレオとかの密室がいいかもしれませんね。聴覚が逝かない程度にブッ飛びましょう。これはめちゃくちゃ大事です。ライブ会場にも爆音に関する注意書きが貼られていますし、耳栓をつけての鑑賞が推奨されていました。やりすぎだろ😅


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