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クリスマスにはこの映画を観て
もうすっかりクリスマスだ。つい昨日までイオンがオチューゲンって吠えてたのに今はオセーボの声がこだまする。入り口にはツリーのキットや靴下型のお菓子アソートが並ぶ。トイザらスに行けば戦場になってるはずだ。
まあ俺には用はないんだが、このまま帰ってもなんなので、クリスマスにマッチした俺が大好きなオススメの映画でも紹介しよう。これだ!!
デデン!
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おい💢 帰るんじゃねえ💢
2年に1本は必ず劇場に足を運ぶほどの映画通の私が自信を持ってオススメできる映画だ。万人に。
そう、アメコミヒーローファンじゃないから帰ろうと思ったお前に見て欲しいんだ。
本作はスーパーマンやバットマンの版権元であるDCコミックのスーパーヒーローモノだが、この一作で完結するファミリー映画的な側面がある。感触はホームアローンとかに近い。
一応あらすじを引用しておこう。
「スーパーマン」や「バットマン」と同じDCコミックスのヒーロー「シャザム」を映画化。見た目は大人だが中身は子どもという異色のヒーローの活躍を、独特のユーモアを交えて描く。身寄りがなく里親のもとを転々としてきた少年ビリーはある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられ、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキューリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。筋骨隆々で稲妻を発することができるが、外見は中年のシャザムに変身したビリーは、ヒーローオタクの悪友フレディと一緒にスーパーマン顔負けの力をあちこちで試してまわり、悪ノリ全開で遊んでいた。しかし、そんなビリーの前に、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディの身に危険が及んでしまう。遊んでいる場合ではないと気付いたビリーは、ヒーローらしく戦うことを決意するが……。
ってことで、孤児である少年ビリーが変なオッサンから「シャザム!と唱えるとムキムキマッチョな全身タイツに変身する能力」を授けられ、活躍するコメディ寄りのヒーローものだ。
この映画の面白さはアクションもそうだが何より身寄りのないビリーと里親ファミリー達との交流にある。
先程ファミリー映画と例えた理由はここにある。孤独な男の子が義理の両親や義理の兄弟姉妹と絆を深める過程が主軸になっている。
観ればわかるが生みの親と育ての親の対比が短い尺の中で丁寧に描かれる。特にクライマックスは子どもの心を忘れてない人には胸が熱くなると思うんだ。
あ、ちなみにオマケのような扱いしてるけどコメディも面白いしアクションもレベル高いよ。
監督がホラー映画出身(らしい)ゆえか悪役は演出が凝っててちゃんと怖いし、誰が言ったかホラーとギャグは紙一重という通り笑えるシーンも結構ある。
とりあえず俺も久々に観てくるわ💨
あ、ちなみにこの映画、吹き替えの評判がめっっっちゃくちゃ悪いから気をつけてね。
おれは字幕で見たから実態は知らんが、2019年の公開当時やたら横行してた菅田将暉ゴリ押しの影響をモロ受けている。
ただ、これ、菅田将暉が悪いのでは決してなく、吹き替え版の監督の意向らしいんだよね。(むかつくので詳しくは事情をググってくれ)
ってことで、こだわりがない限りは字幕で見た方が無難かもね。どっちでも良いけど。