見出し画像

「ambie AM-TW02」カラバリ無限なオープン型イヤホン

こんにちは。
今年は耳をふさがないタイプのイヤホンが多く登場しました。

この記事では、そんな中で購入した「ambie sound earcuffs (アンビーサウンドイヤカフス) AM-TW02」(以降、"AM-TW02")について紹介します。

また、後半は故障時のサポート対応について備忘録メモを残しておきます。


・基本スペック

上記Amazonリンクは旧版「AM-TW01」となります。
新板「AM-TW02」は現時点、公式サイトからのみの購入可能なようです。

※公式サイトは下記。カラバリも豊富

<AM-TW02のアップデートのポイント>
ブリッジ部分を軟質素材と形状記憶ワイヤーに変更し、装着が簡単に。
マルチポイント、急速充電に対応
本体カラーに新色2色を追加し4色展開
着せ替えソックス(AM-TW01共通)でカラーアレンジ可能

<仕様>

重量:片耳約4.4g
Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver5.3
防水性能:IPX5(イヤホン)、IPX4(充電ケース)
充電方式:USB type-C
バッテリー方式:リチウムイオン電池
連続再生時間/待機時間:約6時間(ケース充電することで24時間使用可能)※接続環境によって、再生時間が3割ほど短くなる場合があります
急速充電:5分の充電で1時間再生
マルチポイント:対応
マルチペアリング:対応(10台まで)
Google Fast Pair:対応
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応Codec:SBC, AAC
付属品:USB Type-C 充電ケーブル, ユーザーガイド, 保証書
製品保証:購入から1年

https://ambie.co.jp/collections/wireless/products/am-tw02gic

…になります。

特徴的なのは 「一体型のデザイン」「重量」、 紐づいて「大きさ」でしょうか。また、基本カラーバリエーションについてもパステル風の他にない色合いをしています。

… ということで、私はカラーバリエーションの Green×Indigo を購入しました。特徴的な色合いで素敵です。なお、イヤホン自体(Greenの部分)はソックス(※後述)で変更可能です。購入時はケース本体の色だけを意識でもOKです。


・使ってみての特徴をレビュー

率直に挙げていきますと、

 △ 値段:ハイエンドほどではないが充分高い
 △ 音質:うーん…良くない。シャカシャカ気味!
 △ バッテリー:着けっぱなしを考えると、MAX6時間は足りない
 ✕ 耐久性:ブリッジが脆い
 ○ 充電:Type-C、急速充電はエラい
 ○ 物理ボタン式:意図しない動作しづらくて好き。押しづらいけど。
 ○ 大きさ、重量:超小型。エラい。
      他のイヤーアイテムと干渉しない。
 ◎ ソックスによる無限なカラーバリエーション

… という所感になります。なので、こちらのニーズが合う方は、
 ・性能よりデザインを重視したい
 ・ひたすら軽くて取り回しやすいオープン型イヤホンを探している
といったところになるかと思います。デザインは可愛い目ですがめちゃくちゃ尖ったアイテムですね。

筆者の購入モチベーションとしては、
 ・オープンイヤー型のイヤホンを探していた
 ・常時装着を考えると、
   ・着けっぱなしで気にならない
   ・TPOに応じて人目に目立たず
  を実現したかった。また、
 ・「Soundcore AeroFit Pro」と両立で装着可能
… というニッチな需要にマッチしたからです。
 1つずつ見ていきます。


 - 着けっぱなしでの携帯性

本アイテム、ひたすら小さくて軽いです。
スペックにも重量は「片耳4.4g」とありますが、イヤホン自体も約2.5cmといった大きさでしょうか。ケースも7cmほどでこの手のイヤホンにしては最軽量クラスです。

手元にあった定規でサイズ感を検証

また、オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンにおける他のアイテムは、光沢があったり、メタリックカラーであったりと装着感があるものが多いです。「AM-TW02」は、全体的にマットで光沢がなく、黒いソックスを選択すればほとんど目立たない運用が可能になります。

もともとオープンイヤー型のイヤホンを探していたのは、コーヒーショップなどで作業する際のレジで (音楽は切ってるけど)イヤホン外して店員さんと話したほうが良いよな… というイヤホンを取り外す煩わしさの回避の目的でした。

その際に、一番目立たず、外目にも圧迫感がない「AM-TW02」は最適のイヤホンでした。

Q. とはいえ Green カラーは目立ち過ぎでは?
A. ソックスを取り替えれるので大丈夫!

「AM-TW02」は、実はイヤホン本体とカバーのような「ambie socks」が組み合わせで構成されており、ソックス側のみを変えることが可能です。
なので Green×Indigo を購入したとしても、別途 Black のソックスに付け替えることで、黒いイヤホンとして運用ができます。(ちなみにソックスに覆われている中身はケースカラーと同様です。脆かったり衛生面で裸のまま使うのは非推奨の様子。)

期間限定や店舗限定もあって"無限"


 -「Soundcore AeroFit Pro」と両立で装着可能

私のメインイヤホンのもう1つに「Anker Soundcore AeroFit Pro」があります。

使い分けとしては、
 ・運動時
 ・(ペアリングを解除するのが面倒で)仕事用のPCで会議するとき
に「AeroFit Pro」を装着しています。

運動時は良いのですが、仕事用のPCに切り替えるときにイヤホンも付け替える必要があるのが、なんとかならないかな、と思ってました。

なんとかなりました。

なんと「AM-TW02」は形状的に耳穴を塞ぐわけではなく、耳の横から装着するため「AeroFit Pro」と干渉せずに(※私は)2つのイヤホンを同時装着できました。

耳下部を「AM-TW02」、耳上部を「AeroFit Pro」で使うイメージです。

たぶんオープンイヤー型で干渉せず装着できるのはこの2つの組み合わせだけなのではないかな、と思ってます。需要があるかは置いておいて。
これによってイヤホンの切り替えが不要になることから、購入のモチベーションに繋がりました。


・デメリットについて

特徴のレビューでも挙げましたが、音良くわからない派の私でも音質は良くないな、と感じます。軽い感じに聞こえます。また、耳穴から離れて音を発している都合もあり、音漏れもまあまああるようです。喫茶店やある程度混み合ってる電車では影響ありませんが、自宅や職場などのほぼ無音で使っているときなどでは50cmくらいの距離で「音漏れしている」と実感はありました。

バッテリーも本体14時間、ケース込み46時間の「AeroFit Pro」と比べると「頻繁に充電必要だな」と感じるときはあります。小ささに特化してるんで仕方のないところではありますが。

それらを差し置いての問題… ブリッジ部分が折れます。(1敗)

メルカリ等でも大量のブリッジが折れた「AM-TW02」が散見されることや、レビューでも言われているので個体差ではなく折れやすいのでしょう。

筆者も使用していて3ヶ月ほどで1度 ブリッジが破損しました。
次の項ではその時の対応などを紹介します。要点としては、

・公式サイト or 公式委託店(Amazonなども含む)で買おう!
 - 保証が付いてくるので
・ソックスは剥がして送ろう
・対応はすごくスムーズかつ迅速
 - ただし、破損したアイテムの発送は自己負担
・修理ではなく、新品が届いた

といった感じでした。Amazonレビューにある「カスタマーセンターの言い訳が多い」は 「?」という感じでした。


・破損~サポート対応まで

使用開始は 10月中旬、破損は12月でした。約3ヶ月です。
とはいえ、私の場合、結構な頻度でソックスを付け替えていたのがブリッジに負担をかけていたのかな、という自認があります。ソックスの付け替えはブリッジにぐいぐい負担かけてました。

https://ambie.co.jp/apps/help-center#tws-06


故障対応については 公式サイト >「よくあるご質問」下部から問い合わせフォームで連絡する形で進めます。

https://ambie.co.jp/apps/help-center

問い合わせが無事に完了すると、入力したメールアドレスに下記のような受付完了メールが来ました。
※内容感についても、メモのために基本そのまま記載。

ambieカスタマーサポートです。
下記の内容でお問い合わせを受け付けました。
順次担当よりご連絡させていただきま
す。

------------------------------------
メールアドレス: <連絡を受けるメアド>
お問い合わせ種別: 製品の使い方・不具合について
お問い合わせの製品: 完全ワイヤレスイヤホン/ambie sound earcuffs AM-TW02
症状の発生時期: 購入後、使用している過程で発生した
関連するトピック: 物理的な損傷について
不具合内容: イヤホンのブリッジ部分が折れた
お問い合わせ内容: 予約しており発売日に到着してから使っていました。12/7、普段通りの装着時にブリッジ部分が折れました。端末との接続自体は可能です。
お名前: <氏名>
製品のカラー: Green × Indigo(グリーン × インディゴ)
製品シリアルナンバー: <ケースに記載ある数値12桁>
購入店舗: ambie STORE(公式オンラインストア)
店舗名詳細:
 購入日または注文番号: 注文番号:<到着メールにあった注文番号>です。
 商品名:ambie sound earcuffs (アンビーサウンドイヤカフス) AM-TW02 Green × Indigo × 1
 購入日:2024/09/27
備考:

その後、1営業日でカスタマー担当者の方から以下のようなメールが届きました。

ambieカスタマーサポートの<担当者名>と申します。

お問い合わせいただきありがとうございます。
お手元の製品の不具合は保証範囲内となりますので、無償で修理をさせていただきます。
お手数をおかけいたしますが、製品のご返送をお願い申し上げます。
往復の送料につきましてはお客様のご負担でお願いしております。
ご了承くださいませ。

■製品のご返送
製品(イヤホン両耳、充電ケース)を【元払い】にて下記宛先にご返送くださいませ。
--------------------------------------
<返送先>
〒039-1114
青森県八戸市北白山台2丁目9-16 3F
サラウンド内
ambieカスタマーサポート宛
<梱包時のご注意>
・製品は必ず【イヤホン両耳(L/R)と充電ケースを揃えて】ご返送ください。
 揃っていない場合、今後のサポートをお受付できかねる場合がございます。
・ご購入時と異なるお色のambie socksを装着している場合は、
 socksをお手元に保管いただき、socksを外した状態で製品をご返送ください。
・保証書やレシート、納品書等は同梱不要です。
--------------------------------------
発送された際には、その旨をこちらのメールにご連絡お願い致します。
製品のお届け先がご購入時と異なる場合は宛先・郵便番号・ご住所・ご連絡先お電話番号をお知らせください。

保証期間はご購入日より1年間となります。
修理または交換した製品につきましては【着払い】にて発送させていただきます。
なお、イヤホンのブリッジ部分に柔軟性はございますが、
過度に広げたりひねったり耳より厚いものを挟んだりすると、破損に繋がる場合がございます。
片手で耳たぶを軽く引っ張り平らにし、耳のフチの薄い部分から着脱していただきますようお願い申し上げます。

お手数をおかけし申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

こちらを受けて発送の準備をします。
「AM-TW02」はケース本体の厚さが 1.5cm ほどなので、郵便局配送では「レターパックライト」の規定にギリギリ収まります。包装とか考えるとギリギリです。

https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html

送る際の注意としては、
 ・厚みが出ないように緩衝材はギチギチにテープで潰そう
 ・ソックスは外す。私はソックスを外してのまま送りました。
 ・製品送付後は、メールにあったように発送のメールをします。
  - メールしないとどうなるかは不明ですが…
※返送は新品(Greenソックス付属)で届いたので手元にGreenソックスが2つある状態になりました。現代の増殖バグです。

配送時の感じ。左の黒いイヤホンっぽいやつはソックス。イヤホン本体はケース格納済み。破損品送るだけだし封筒でトライ(Tips: メルカリでこれやると製品無事でも『封筒だったので』で評価下げられることがあります。)


その後、こちらからの発送後5営業日ほど(※筆者は都内在住)で手元に新品が帰ってきました。センターが青森県であることを考えると、とても迅速な対応をいただけたのかと思います。

以上。
対応はオンライン上のやり取りで完結しましたし、細かい詮索等もなくスムーズに新品交換まで対応いただきました。破損しやすい不安は残っているのですが、交換については特に不安/不満はありません。
交換時の入力情報になるので購入時のレシートを保持しておきましょう。公式ストアかECサイトで購入すれば無くさないので便利です。
・同様に、中古で買うのはオススメしません。ブリッジ部の疲労が分からないので…



・結論

 ・性能よりデザインを重視したい
 ・ひたすら軽くて取り回しやすいオープン型イヤホンを探している
こんな方にはオススメな唯一無二のピーキーなイヤホン「AM-TW02」でした。

以上です。今後も面白そうなアイテムを見つけたら人柱感覚でレビューしようと思います。興味あればフォローお願いします。


・関連リンク


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集