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真のリーダー

ウクライナとロシアの問題、パレスチナとイスラエルの問題。トランプ大統領の話題。
ニュースを見ていて思うのは世界では女性の大統領や首相が多いことに驚く。
世界を牽引してきたアメリカ合衆国に硝子の天井があるのは何故なのだろう。
ヒラリーもだめだったし、カマラも敗れた。diversity という考えは民主国家とされるアメリカでは通用しない。
先日、トランプ氏がワシントンで起きた航空機事故に関して記者に尋ねられた時の言葉が忘れられない。
トランプ氏は事故の背景に前大統領バイデン政権の多様性を重んじる雇用政策に問題があったのかもしれないという趣旨の発言をした。
これに対して事故と多様性がどう関連するのか、どうしてそんなことが言えるのかと尋ねられたトランプ氏は
Because I have common sense,OK,and unfortunately a lot of people don't.
と述べた。
トランプ氏は確かに発言力、行動力があり、その点は私は評価している。
実際、ロシアに揺さぶりをかけ、deal を持ちかけたことによりプーチン氏が停戦に向け舵を切った感はある。
しかし、トランプ氏は必ずといっていいほど【余計な一言】を言ってしまう。
「私は常識人だ。でも残念なことに多くの人々はそうじゃない」
なんでそんなこと言うのと首を傾げてしまう。

就職した時に先輩に言われた言葉が今も胸に残っていて、日々その言葉を忘れないようにしようと思っている。
「独善的になるな、絶対的な正解は存在しない」

トランプ氏は自分の言い分は正しい、他の意見をいう人は常識がないと言い捨てる。
まさに独善的である。
アメリカファーストはけっこうだけど、カナダ、メキシコというご近所さんに礼儀知らずな対応を取ろうとする。
当面の敵国である中国にはフェンタネルを持ち出し、関税引き上げの deal をしている。
日本も必ず deal の対象になる時がやってくるだろう。
その時、石破さんは無理なものは無理と言ってくれるのだろうかと不安になる。
なぜ不安になるのかを考察してみたところ、一つの結論が私の中で出た。
石破さんは私が選んだ人ではないからだと。

議院内閣制は良いところもたくさんあるのだろうけど、意思決定に時間がかかったりという欠点もある。

地方自治体の首長は直接選べるのに、日本のリーダーは直接選べない。アメリカの大統領選の盛り上がりを羨ましく思ったりするのは私だけなのだろうか?

日本でもしきりに多様性と言いながらも、アメリカ同様、日本のリーダーは今も男性である。そんなことは見習う必要はない。アメリカより先に女性のリーダーが誕生することを切に願っている。
そしてアメリカにいつまでも迎合するのではなく、日本という国家の尊厳を守ってほしい。
小原ブラスさんが言っていた。「4年ごとにころころ政策が変わってしまうような国が世界のリーダーとして相応しいのかしら」
今こそ日本がもっとリーダーシップを見せて、世界をより良くする役割を担うべきだと私は考える。

最高のリーダーとは何か?
それは皆を幸せな方向に向けさせてくれる人物ではなかろうか?

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