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久しぶりの読書~イヤミスの女王に挑戦
今日は2時間、ギターを練習しました。
そのあと、少しぼ~としてしまって、ふらふらとネットを徘徊するだけの時間になってしまいました。
ネットを無意味に徘徊しているとすぐに時間が経ち、時間が無駄になってしまいます。
そんな中、勝間和代さんの動画で、「ありとあらゆることはまとめてやるから疲れる。平準化やコツコツの方が実は疲れない」という内容のものを見て、そうだな、なんでも少しずつやれば、疲れないかも、と思い、
しばらくやってなかった読書を、少しだけやってみることにしました。
60ページぐらいでも、まず読んでみるか、と思ったら読書のハードルが下がってきました。本棚を眺めてみる。
買い込んで積読になっている本がたくさんあります。
積読を解消するには、ハイペースで読んでも3か月分はありそうな量。
読んだことがない作者は・・・「湊かなえ」に注目。
この人、イヤミス(イヤな気持ちになるミステリー)の女王と呼ばれているな……
こういう本は、元気がないときはハードルが高いものです。
自分の持っているエネルギーが奪われかねません。
でも、今日は大丈夫な気がしました。
湊かなえと言えば、アマプラかなんかで「告白」を映画で見たことがあります。松たか子が主演で、教師役。 その教師は、娘が生徒たちの誰かに殺された、ということを「告白」していくストーリーでした。
確かに、鑑賞後、あまり良い気持ちにはならなかったな‥‥
今回選んだ作品は、こちら、「母性」。
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構えて、読み始めましたが、案外スルスルと読み進められ、あっと言う間に
60ページ読んでしまいました。
続きは、明日からのお楽しみ。少しずつ。
裏表紙のあらすじを記すと‥‥
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。
世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。‥‥‥遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それともーー。圧倒的に新しい、「母と娘」をめぐる物語<ミステリー>。
60ぺージを読んだ限りでは、この、「母親」が持っている愛情の形が、かなりいびつだということが印象的。 大人になっても、やたら自分の母親に褒めてもらうことを生きがいにしていて自分が親離れできておらず、娘には、娘の言うところでは、「無償の愛」を与えていない。 ゆえに娘は「あそび」がなくて(優等生過ぎて)、苦しんでいる。
こういう親って厄介なんですよね~、自分は子供のことを思って生きているつもりでも、結局は子供を苦しめている。子供はアダルトチルドレンなんかになったりするわけです。
「愛能う限り、大切に育ててきた」って、普通、「めいっぱい愛してきた」とかいいますよね。「子供が大好き」とか。普通にストレートに言えば。
さて、物語はどんな展開になっていくのか、明日からまた読むのが楽しみになりました。