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インフレ・職人不足が引き起こすリフォーム業界の価格高騰: 知っておくべき理由と対策
こんにちは、学長です。
さて、リフォームの見積もりを出した際に言われることがあります。
『高いよ!ほんと・・・』
皆さん、多くの人が生活費に対してカツカツになっている中で、
リフォーム業界のインフレがえげつないことになっています。
リフォームを考えている人は、間違いなく今リフォームすべきです。
でなければ、想像以上の値段に今後なっていくことが予想されます。
本日は、そんな、今後も上がっていくリフォーム費用の内容を解説していきます。
①:インフレによるメーカーの値上がり
■原材料費の上昇
鉄、木材、銅などの建築材料の国際市場価格が高騰しています。
日本は少子化による人口減となっていますが、世界で考えると人口は増えています。建築資材を海外から取り寄せている日本には影響が大きいです。
また、地味にきつくなっているのが、ガソリン代・電気代・駐車場代です。
職人さんは車で移動します。その際のガソリンはかなり重いです。
また、都心・繁華街などで施工をする場合、駐車場代も涙が出るほど高くなります。
②:職人さん不足
■高齢化問題
建設業界では、高齢化による職人不足が深刻化しています。たとえば、日本の建設業界では、職人の約30%が60歳以上という報告があります。
5年後ぐらいには、まぁまぁ、地獄状態が待っています。
※需要と供給のバランスが崩壊し、お金を出さないと良い職人さんは来てくれません。
また、実際に働けている人たちも、高齢になることで、作業効率・スピードが著しく落ちています。これまで、1日で終わっていた作業が、1.5日・2日と増えます。
つまり、現時点で人件費も倍になります。
③:輸送コストのアップ
■長距離トラック運転手の規制
直近の話になりますが、運転手の労働時間が厳しく規制されます。
働き方が改革されるのは、良いことではありますが、一方でトラックの運行コストが上昇し、輸送コストの増加が予想されます。
また、こちらも人材不足になるので、価格が上がります。
④:ゴミ代の増加・アスベストの法律変更
■廃材処理費用の上昇: リフォーム工事に伴う廃材の処理費用が上昇しています。特に、アスベスト対策の強化により、特殊な処理が必要な場合のコストはさらに高まっています。
■環境規制の強化: 環境保護を目的とした法律の改正により、廃材処理の基準が厳格化されています。これにより、廃材処理業者のコストも上昇し、リフォーム費用に転嫁される傾向にあります。
⑤:会社側の賃金を上げる必要がある
■優秀な人材の確保:
最後に、社員の給与問題です。今後、多くの会社が賃金を上げる必要が有ります。一説には、年5%の賃金を上げなければ、優秀な人材は入ってこない。と言われてます。
これは、5%というのは、結構果てしない数字ですが、これが現実です。
なので、リフォーム会社の利益も増えてしまうと思いましょう。
以上になります。
上記の理由で、今後リフォーム金額というのは上がっていきます。
残念ながら、下がるということは考えにくいです。
ですが、正しい相見積もりをすれば、価格を下げることは可能です。
折角のリフォーム、リーズナブルで、良い担当を選んでくださいね。
下記に具体的な方法をまとめています。
■え!10万円以上値引きできるのに・・・しないんだ!
【学長直伝】リフォーム値引き・相見積もり完全MAP