最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法(TEDx: Josh Kaufman)エシモの備忘録
スキルが上達しないのは才能が無いからではない
正しい学び方を知らないからだ
今日のエシモの備忘録は、昔のTEDで印象に残ったテーマをご紹介します。
大人になってからの学習時間が1番少ないと揶揄される日本人、そんな私たちに朗報です。カウフマン先生によると「あらゆる分野のスキルはたったの20時間で習得できる」というのです。
「おいおいちょっと待ってくれよ。私は聞いたことがある、『どんな分野であれ、何かをマスターするには一万時間(5年)かかる』ってね。20時間で習得できるなんて、少々大げさすぎじゃないか?」そう思いのみなさん、安心してください。先生は身をもって実証してくれました。彼は今からご紹介する4つのステップでたったの20時間の間にウクレレの弾き語り技術を習得することができたのです。
それでは参りましょう、エシモの備忘録「あらゆることをサクッと学ぶ4つの方法」!
①スキルを分割する
語学であれ、絵画であれ、ウクレレの弾き語りであれ、チェスであれ、あらゆるスキルには核となる重要なパターンが存在する。まずはそのパターンを構造的に整理して、重要なものから先に学ぶと最短で習得できる。
ex)英語だったら5W1H、絵画だったら光の明暗や構図、ウクレレの弾き語りだったら頻繁に繰り返されるコード、チェスだったらオープニングとタクティクスだね。金融も経営もあらゆるスキルは基本的な仕組みの存在を抑えることが大切だ。
②実践&修正のスタイルで繰り返す
何かを学ぼうと思った時に一番陥りやすい間違った方法は、大量のインプットを最初にしてしまうこと。それは学んだ気になっただけだ。大事なのはアウトプット。株を始めたい人が20冊以上の株の本を読んだところでお金は増えない。まずは口座を開設して、一万円からでも実際に投資してみることが1番の学びになる。ウクレレを始めたい人はまずはウクレレを買おう。20時間のうちの最初の2時間ぐらいは準備の時間に充てよう。
③練習の邪魔になるものはすべて除く
以前の記事「集中力を倍増させる6つの秘訣」でも書いたことだけど、人は何かに集中したいときは集中すべきことに関わるもの以外は視界から消すことが大切だ。人間はいろんなものに集中力を奪われる生き物なので極力机や部屋はきれいに整理整頓しておこう。
④とりあえず20時間は続ける
筋トレでも、何かの勉強でも10,000時間は続けなくても良い。でも20時間位は続けられそうじゃない?まったくの素人から、何かを20時間学んだら、その時に自分が1番成長したことに実感できるだろう。2時間続ける毎にご褒美をセットしておくのもオススメだ。
こちらにカウフマン先生の実際の講義映像のリンクを貼っておきます。気になる方は是非ご覧ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。また次回にお会いしましょう。