見出し画像

マンガで一番やさしくわかる! iDeCo(個人型確定拠出年金)の始め方入門

こちらの本を頂きましたのでご紹介します。

目次です。

はじめに
プロローグ 老後の不安はiDeCoで解消!
第1章 将来が不安すぎる!老後を支えるのは3つのお金
    ー 公的年金のことをちゃんと知ろう
第2章 iDeCoって何? どういう仕組み?
    ー 加入から給付まで、自分でつくる老後資金
第3章 iDeCoのメリットはこれだ!
    ー 「拠出時」「運用時」「給付時」で享受する税制優遇
第4章 iDeCoの掛金はタイプによって違う!
    ー 私のタイプの掛金の上限はいくら?
第5章 iDeCoの商品はどうやって選ぶの?
    ー 初心者にもわかる投資信託の選び方、買い方
第6章 iDeCo、どうやって始める?
    ー 金融機関の選び方のポイント、申し込みの仕方
第7章 iDeCo初心者だからこそわからない、ここが心配&疑問
    ー もしも金融機関が倒産したら、iDeCoのお金はどうなるの?
第8章 iDeCoに申し込もう!
    ー 申し込み資料の取り寄せ、書類記入、そして提出!
エピローグ わが家のiDeCoがとうとうスタートした〜!
iDeCoその後
おわりに

ほぼ全編がマンガですので、スムーズに読み進められます。これ一冊読み終えると、 #iDeCo を始める用意が出来ることでしょう。

個人的に大事だと感じたのは、やはり第1章でしょうか。

老後資金が不安になると、最初に何かしなきゃ!ということになりがち、と想像されます。が、その前に、まずその前に。

公的な制度(公的年金保険)、勤務先で退職後に対して何か制度を用意してくれているのか、その現状の確認ですね。私も昨年、この本でも紹介されている「ねんきんネット」を始めました。

入門書、しかも、iDeCo ということで、投資信託の選び方が説明されている第5章は少しあっさりとしています。この点は別の書籍等で「投資」や「投資信託を通じて株式や債券等を保有すること」について知識を補った方がいいかもしれません。もちろん、iDeCoをスタートしてからでも構わないと思います。でも、早いうちに確かめておくのがベターだとも思います。なぜなら、iDeCoは長く続けてこそ成果が得られる可能性が高まるものだからです。「株式や債券等を保有すること」の意味をしっかりと腹の底に落とし込むことによって、時に激しい相場の荒波の中でも泰然としていられるようになると思うからです。

iDeCoに限らず、長くコツコツと投資を継続するために、とても大事なことだと、目下の市況を見ていると、あらためて痛感します。

さて、実は私もiDeCoを実践しています。2017年3月に最初の投資信託の買付がありましたので、ちょうど3周年です。

楽天証券のページのスクリーンショットです。

スクリーンショット 2020-03-24 6.46.19

(評価額➗拠出額)-1 の推移です。

画像2

投資信託の買付日ごとの様子です。先月の買付日(2020年2月18日)時点では+14% でしたが、今月の買付日(2020年3月18日)時点では ▲17%と一気にマイナスに転じました。

最初の買付日にドンとマイナスになっていますが、iDeCo加入時に掛かる手数料の影響です。

グラフをもう一つ。拠出額と評価額の推移です。

画像3

青く塗った部分、この面積を広げていく、どんな相場であろうとも、が、私はとても大事だと考えています。

ちなみに、私のiDeCoは 100%、#セゾン資産形成の達人ファンド です。

私のこの選択の理由は下記の記事にある程度書いています。

この選択はリスクがかなり高いものです。株式100%ですから。

「これから始めてみたいです!」という人には、とてもおすすめできるものでは無いな、というのが率直なところです。

上記のグラフをご覧になればお分かり頂けると思います。繰り返しになりますが、約1ヶ月前、累計の拠出額に対して+14%だったのが、一気にマイナスに転じているわけですから。

投資信託をこれまで買ったことが無いという方は、債券等も一緒に組み入れられているバランスファンドをご覧になるのも一案かと思います。とにもかくにも、投資信託を買う、保有するということは、値動きのある資産(株式や債券)を保有することですから、無理のない、身の丈のあったレベルから始めるのが大事です。そして、自分自身のやっていること、投資信託を通じて値動きのある、時に大きく乱高下する資産を保有していることに対する理解や納得を深めながら、長く、じっくりと取り組む。それが最も大事なことだと私は思います。

こんな記事も以前に書いていますので、ご関心あればお読みください。

目下の状況はなかなか大変ですが、顔をしっかり上げて前進しましょう。



記事を公開したら、

著者のフカザワナオコさんからこの記事に「スキ」を頂きました!

ありがとうございます!!!

それでnoteにアカウントをお持ちのことを知りました!

フカザワさんの記事、ご紹介しておきます!


いいなと思ったら応援しよう!

renny | 投資家
チップを頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://tfk.yumeshokunin.org/

この記事が参加している募集