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スパークス『厳選投資』ウオッチ #80 (2022年1月末)

アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。

『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド

の愛称です。

毎月、定点観測を続けています。今回が80回目です。

まず、ファンドの純資産総額・受益権総口数です。

と、これまで数字・データ、グラフ等を記事の前半に持ってきていました。
が、今回は後半に回してみます。

あらためてこのファンドについておさらいです。
このファンドの大きな特徴は2つです。

第一に、投資先を厳しく選び抜いている 厳選 であること。
パッシブ型ファンド(インデックスファンドもその中に含まれます)は数百、数千の会社に投資しています。一方のアクティブファンド(ファンドマネジャーが自身のアイデアと裁量でオリジナルなポートフォリオをつくって運営されているファンド)でも多くの場合、数十、数百の会社に投資しています。
この「厳選投資」の場合、日本の会社、16社(2022年1月末)にしか投資していません。さらに、一旦、投資開始した場合、通常、数年間、株式を売却することなく保有を続けています(短期間で売却に至るケースもありますが)。

第二に、非常に詳しく充実した月次レポート
投資先の会社の調査、分析内容、それを基にした投資仮説・投資見解(投資するぞ!と判断に至らしめた根拠ですね)が具体的に、丁寧に説明されています。
また、株式市況やその周辺環境で大きな変動が起きた際、その変化に対して、どのように認識しているか、その背景の分析を含めて説明してくれています。

ということで、月次レポートを読んでみましょう。

月次レポートのトピック

2022年1月、ファンドの基準価額は昨年12月末から10%以上、下がりました。1ヶ月での変動幅としては結構大きめです。しかもマイナス。
ということで、今回の月次レポートでは、この基準価額の下落の背景、理由に対する分析、見解が述べられています。

以前から度々ご説明しているとおり、当ファンドのように長期的な利益成長を見込んで投資を行うグロース株の場合、長期金利の上昇局面では、将来見込まれるキャッシュフローの現在価値が目減りするので、株価の下押し要因 となります(*)。2020 年 11 月の月次報告書で「本格的な金利上昇期には、これら成長株は大きな株価調整を余儀なくされるかもしれません」と述べましたが、しばらくはこういった停滞状況が続く可能性があります。

https://www.sparx.co.jp/mutual/uploads/pdf/gen.pdf

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