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不安じゃなくてfun and fanだ 「人生も社会も豊かにするお金の教養~“お金・偏差値・いいね”数字に振り回されない生き方~」田内学さん×近内悠太さん

このイベントに参加しました。

#きみのお金は誰のため  の田内学さん、 #世界は贈与でできている  の近内悠太さんのトークライブです。

ライブ中に取ったメモから書き出したもので、文脈等がわかりづらい内容になっていること、ご了承ください。


“お金・偏差値・いいね”数字に振り回されない

数字が登場するところ、そこが外部の境界になる。そんなお話をお聞きしました。

数字、数値は不特定多数を相手に、説明力を持つ、公正さがある。外部。でも、それだけではしんどい。

一方、身近な人は数字、数値を問わないことも多い。内側の人は数字、数値以外のモノサシを持っている。計算しえない価値がある。

身近な人、数字や数値だけでは判断することのない仲間が多いと、数字に振り回されることが少なくなるのでは、と。今の日本社会は大切なモノが人それぞれでズレている。身近な仲間ならズレていてもそれを分かり合えるよう努めるように思うんですよね。それがその人の大切なモノを共に大切にすることにつながる。

「今だけ、自分だけ」という意識が強いと、数字、数値に引き寄せられていく。そんなことを思いました。仲間、自分の内側に居る人を増やそう、それには助け合いの行動が必要なわけですが、そんな意識を持って実際に少しずつ行動する。これが数字に振り回されない、につながっていくものだろう、と感じました。

共に時間をムダ遣いした仲間

今を生きている!そう実感できるのは、仲間と共に時間を無駄遣いした時ではないか、というお話がありました。これはホントそう!って思いました。大学時代のサークルの仲間とは、一緒にたくさん時間のムダ遣いをしました。その時間がより仲間としてのつながりを強くしてくれたなあ、と。

不安に駆り立てて成り立つビジネス

お金周り、教育周りなどなど、不安を駆り立てているビジネスが増え続けている。「あるべき」規範から外れている、違っている。それが不安になって、それが需要を生み出す、と。

NISA狂騒曲なんかもそういう一面が大きいですよね。「将来が不安」「周りが始めているようだけど何もしていないのは不安」そんな不安を増幅させてビジネスを拡大する。首都圏の中学受験にもそういう面が色濃い。

不安に対抗することができるのは「遊び」の要素ではないか、ということで近内さんが紹介された本が #笑える革命  でした(イベントの後、買い求めました)。

「遊び」という言葉で思い出したのが fun、fan という言葉でした。

株式投資の文脈で、もっと大事にされるべきは「不安」ではなくfun や fanなのではないか、そんなことを思いました。株式投資を通じて関わりを持った会社の創っている、実現している価値にfunを感じてfanになる。投資先の会社が自分の身近になってくる、内側になっていく、ということです。仲間になる。

数値や数字も気になるけれど、数字は外部。内側、仲間になれば、短期の数値や数字の優先順位は下がるように思われます。株式投資の喜びや楽しさが、もっと多くの場面で認識されることが必要だなあ、と。

田内学さんのポストです。

田内さんの怒りを感じますね。

確かにまだ大きな資産を持っていない若い人が、米国がいいのかオールカントリーがいいのか、そんなことに頭を悩ますくらいなら、自分にはどんな価値を創れるのか、実現できそうなのか、挑戦してみたいのか、それを考える方が遥かに大きな意義がある、と思います。

投資される側に立つことをもっと考えるべき、その通りです。

米国がいいのかオールカントリーがいいのか、という問いを立てている人の多くは、数字、数値しか見ていないと想像します。

でも、投資することで分かること、体験できることがあります。

Protaetiaさんのこの記事を読んで、投資する側に立っても、こうした関わり方を体験することは、米国orオールカントリー を数字、数値を見て考えるのとはまるっきり違うと思います。

株主総会で、会社を経営する人、投資する株主、事業の内容、会社が何を実現しようとしているのか、それをProtaeitaさんは現場で、あの空間、時間でご覧になったことと思います。それはもちろんごく一部かもしれませんが、数字、数値以外のものがより沢山、あの空間、時間にはあったはずです。

#IRnoteマガジン  や、投資信託の #月次レポート  も気を配る必要があると思いました。

数字は外部。数字ばかりを発信していては仲間がふえてこない。

「今だけ、自分だけ」ではなく、時間、空間を広げる発信が仲間をふやすのでは?

不安ではなく、funを提供することでfanを増やす。こうすることで仲間が増えるものと想像します。数字、数値よりも、その会社の事業や解決している課題、そこで生まれる笑顔により大きな関心が寄せられる。


贈与は、偶発性であり、贈り手の意図と関係なく起きる。ほか、様々な興味深いお話をお聞きすることができました。刺激的な時間、空間でした。関係者の皆さんに深く感謝です。

お二人のサインもいただけました。

きみのお金は誰のため
世界は贈与でできている

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