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『わたしとつみたて(第8回)』にお邪魔しました! #tsumiki証券

#tsumiki証券  さんのインタビュー企画『わたしとつみたて』に登場する機会を頂きました!

「だれにでもできて、かんたん、たのしい」
投資信託がそういうイメージになれば。

そういう価値観で投資信託を見てくれる人が増えたらいい

こんな風にタイトルを付けてくださいましたが、ホント、もうこの通りです。

「投資信託」は「株式投資」に置き換えてもらっても構いません。

「だれにでもできて」「かんたん」「たのしい」いずれも強調したいポイントなのですが、その中でも一つあげるとすれば「たのしい」です。インタビューにもある通り、私自身、16年以上つみたて投資を実践することが出来ました。その理由はいくつかあるのですが、「たのしい」から続いた、続けてこられたんだ、そして、まだまだ続けたいって思うんです。資産が増えることも確かに「たのしい」ことですが、それ以上に「たのしい」と感じられたのは、「こんな会社に投資していたんだ!」という発見、そうやって自分の投資先でちょっぴり関係していることを知っていた会社が生み出したサービスや製品を知って「わお!」という感嘆、またそれらのサービスや製品を実際に自分が使ってみて「これ、もっと使いたいな」という愛着(につながるような感じ)、その他、投資先と関係していて何だか嬉しい、誇らしい、応援したい、そんな気持ちが生まれる瞬間でした。また、株式投資、投資信託を通じて沢山のことを学ぶことが出来ました。これも「たのしい」と感じた理由です。

ちょっと言い過ぎかも、とは思うけれど、株式投資って世の中を明るくする、明るい未来をつくり出す原動力になるんです。

年末に読んだブログです。

日本では株式投資において非常に残念な風潮が二つあります。

奥山月仁さんが挙げられた、残念な2つの「風潮」。そのうち、一つをここでは取りあげます。(もう一つの「風潮」についても概ね同意なんですけれど、今回はパスします笑)

社内のいつものメンバーで雑談をしていた時の事。入社2年目の若手が「私も少しずつ株式投資を勉強して、投資センスを磨きたい」といった発言をしたところ、上席者が「悪銭身に付かず。今はおかしな事に没頭するよりも、一生懸命、仕事に打ち込んだ方が良い」と一言。確かに彼が言っていることは一理あり、入社2年目くらいの時は、一生懸命仕事を覚えるというのは非常に重要な事だと思います。しかし、株式投資を差して「悪銭身に付かず」とは・・・。

株式投資に対するネガティブなイメージ、これはとても、とても根強いものがあると思います。

株式投資なんてまともにやったこともない人たちから、「悪銭身に付かず」とか「どうせ大失敗して財産失うのがオチ。」などと言われ続けて育てられるのはどうかと思うのです。

本当に、その通り!だと感じました。

この数年で投資信託を通じた資産形成という面では、非常に利便性の高くなった(コストの低廉な商品、超少額から投資可能等)し、つみたてNISAのような税制優遇の制度も設けられました。確かに、それなりに認知も進み、利用者は増えつつあることでしょう。でも、本当にこれが根付いてしっかりとした木に育つのだろうか、株式投資=ネガティブな土壌の上に、ということを強く感じています。大きな木が育つための土づくりが出来ていない、本当に必要なのは土づくりじゃないか、って。

ろくすけさんの昨日の連投ツイートが印象的でした。

株式投資が「たのしい」、そういう土壌が整えば、社会の雰囲気やムードも劇的に変わるかもしれません。チャレンジした結果もがき苦しんでいる人を嗤ったり、揶揄したり、揚げ足取ったり、隅っこを突いたり。そこに人の耳目が集まって面白がるようなことは無くならないでしょうけれど、そういう場面が減るというか、そういう行動ってカッコ悪い、ダサいって感じる人がもっと増えるんじゃないか、って。株式投資がポジティブなものになれば、チャレンジって素晴らしい、って方に向かうと思うんです。

株式投資を通じて資産形成をボチボチ上手く進められている投資家として、株式投資って「たのしい」、そんな土づくりをしていきたい。また、心ある投信会社、証券会社の皆さんにも、「株式投資(投資信託)=たのしい」という土づくりを意識していただきたいなあ、と切に思っています。

インタビューを掲載してくださった tsumiki証券さんには、異業種からの参入ということで、この「土づくり」でこれまでにない取り組みを見せてくださるのではないか、と大いに期待しているところです。

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