"オーナーシップ投資"で検索してみました
"オーナーシップ投資"で検索してみました。
この結果を見て感じたのは、このキーワードで検索すると、結果の最初にごちゃごちゃ広告リンクが登場しない、ということです。ということは、広告を出稿している人たちがまだ「オーナーシップ投資」という言葉を認知していないのかなあ。
さて。
私自身の今の投資に対する考え方。
これを「xxxx投資」と呼ぶべきか、ということを考えてみます。唐突ですが。投資についての私の考え方はこうです、色々変遷ありましたけど。
1.持続的に「価値」をつくり出し続ける会社に株式で投資したい。それを通じて「価値」がつくられることの「(ほんのちょっぴりだけど)関係者」になりたい。
2.その「価値」をよりクリアに感じたいので、投資先は「選びたい」。(インデックスなポートフォリオはこれ以上、要らない)
3.自分で選び出すのは難しいと思っているので、投資先の選別は信頼できる人たち、チームにお任せしたい。
こんな感じです。
1.のキーワードの一つ「価値」から連想すると、"バリュー"投資となるわけですが、この言葉は「割安株投資」というレッテルが張られていて陳腐化しているように思われます。
2.のキーワードの一つ「選ぶ」から連想すると、"アクティブ"投資となるわけですが、この言葉はあまりに沢山のスタイルの総称です。"厳選"投資という言葉もあるのですが、こちらも投資先の数を絞り込めば「厳選でしょ」という印象もあります。この投資先の数を絞り込めば・・・というのは、1.の考え方と相容れません。
3.はとりあえず、置いておきます。
4年前に私が書いた文章です。
当時は「コラボ投資」なる言葉を打ち出してみたのですが、結局今一つしっくりこず、自分自身の投資の血肉にはなってくれませんでした。
しかし、この
は、もしかしたら、という気がしてきました。
noteでは、この「オーナーシップ投資」についてのノートが増えそうな予感です。
最初にご紹介した検索結果の最初に出て来たページが気になりました。
積極的(アクティブ)な株主は、長期的な株主価値の維持および長期的なリターン向上のため、環境・社会・コーポレートガバナンスに関する課題について投資先企業と議論します。このような議論は、企業行動に影響を与える非常に有効な手段となります。特に他の株主と協調で実施した場合、大きな効果が見込めます。
議決権行使とエンゲージメントは、2つを組み合わせることで、一層大きな効果をもたらします。何年にもわたるエンゲージメントのプロセスを経ることにより、株主と企業との間には長期的な関係が築かれ、信頼が生まれます。そうなれば、議決権行使は単に一票を投じる以上の意味を持つものとなり、両者の継続的な意見交換における重要な要素となります。
「オーナーシップ投資」にピッタリの考え方ですね。広告が入らなければ、Googleさんもまだまだいい仕事をしてくれますね。
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