私の"コツコツInvest" は「旅行」じゃない、「旅」なのだ
こちらのnoteに !!! となった個所がありました。
自分探しの「旅」はあるが、自分探しの「旅行」はありません。同様に、慰安「旅行」はあっても、慰安「旅」はありません。なぜなら、この2つはまったくの別物だからです。
意外と知らない「旅行」と「旅」の決定的違い
私も「別物!」とは思いませんが、随分と趣が違うよね、と感じます、「旅」と「旅行」では。
そこで思い起こしたのが、このインタビュー。
インデックスは電車の旅、アクティブファンドは船旅。電車だと、目的地に時間通りに着ける。一方、船旅だと道中の天候変化などが影響したり、寄り道して停泊したりすることだってあります。もし早く目的地に着きたいと思うのならインデックスファンドを、多少の予定の変更があっても楽しみたいという人はアクティブファンドを選んでみるのもよいのではないでしょうか。
ちょっと似てるような気がしたのです。
16年前、私の始めた、毎月投資信託を買っていく「コツコツ投資」。ある時期までは、それは目的地がいくらかハッキリしていた「旅行」だったと思います。ポートフォリオの時価がある程度大きくなってきたなあ、と感じ始めた頃に、少し考え始めたのです。それが、資産形成における「自分探しの旅」のスタートだったのかもしれません。その過程を経ながら、「投資」というか「Invest」と言いたいねぇとか、「お金」はもちろん大事なんだけど、積み上げていきたい、増やしていきたいのは実のところ「株式」、それも自分の価値観に近しい人、チームに選んで貰った「価値」があってさらにその「価値」を高めてくれそうな会社の「株式」なんだよねぇとか、そんなことを考えるようになりました。そんな株式を沢山持っている「お株持ち」になりたい!って。
つまり、私の「コツコツInvest」は「旅行」ではなく「旅」。一生ずっと掛かってどこにたどり着くのか分からない、そんな「旅」に変わったんだなあ、とそんなことを、最初にご紹介したnoteから感じました。
「旅」と考えれば、その最大の醍醐味は予期せぬ「出逢い」なのかな、と。「旅行」は目的がある程度ハッキリしているので、予期せぬ「出逢い」は嬉しいかもしれませんが、おそらくオマケになることでしょう。「xxxを観て来た」ということが一番大事なことでしょうから。ただ、「旅行」を通じて予期せぬ「出逢い」を重ねることで、「旅」に誘われることになるような気もします。
私は、想像しなかったような「出逢い」が沢山待っていることを信じて、これからも「コツコツInvest」の「旅」を大いに楽しみたいと思っています。