#note さん、2022年11月期 決算発表
上の記事の通り、 #note さんの株式が上場したその日、株式を取得しました。
そのnote さんが2022年11月期、2021年12月〜2022年11月の決算を発表されました。
決算短信
決算説明資料
上記の資料に載せられたいた定量的なデータからいくつかグラフをつくってみました。
note全体の売上高(直近12ヶ月)の推移
資料の39ページの数字を元につくったグラフなので決算短信の1ページ目に記載の売上高とは数値がちょっと違っています。着実に伸びています。
note事業の売上高(直近12ヶ月)の推移
対前年同期比(緑の折れ線)が上向きですw
note pro事業の売上高(直近12ヶ月)の推移
こちらの対前年同期比(緑の折れ線)が下向きになっていますが、まだまだ立ち上がりですからね。
注目していきましょう。
街の様子はどんなふうに移り変わっているか
資料では、noteを「クリエイティブの街」と表現しています。
「街」として見た場合、そこにやって来る人の数=会員数と考えて良いと思いました。
対前年同期比 +28%、これは2022年8月末と同じ数値となっています。街へやってきてくれる来場者は着実に増えています。
一方、その来場者にコンテンツを提供するクリエイターはどうでしょうか。
2つの数字をつかってつくったのが次のグラフです。
会員数➗ユニーククリエイター数 の推移を描いています。
数値がどうなったらいいのか、はちょっと何とも言えないのですけれど。
街の活気は両方が増えていく方が良いでしょうからね。
もう一つつくったグラフです。
これは資料にあった 月間購読者数を会員登録者数で割った数値です。
こちらは少し下げ基調。会員数が増えている割には有料コンテンツを買っている人が増えていない、ってことなのかしら。って思っています。
これはぜひとも上がって欲しい数値ですね。
この数値は有料コンテンツがどの程度受け入れられているか、を示す数値だと思いますから。今後の注目ポイントの一つです。
最後に「街」での流通総額、GMVの推移です。
直近12ヶ月合計の四半期ごとの推移です。黄色のグラフ、上向きですw
”書くことでわかることがある”
社長の加藤さんと、noteの新しいロゴをデザインされた原研哉さんとの対談。
とても読み応えのある対談です。原さんの言葉から。
書くことでわかる、わかってくる。その感覚、確かにありますね。
僕は毎日、記事を作り続けて3年以上になるのかな、どれだけきっちりとした「結び目」をつくれているのかわからないけれど、結びきれていないこともあるけれど、それを積み重ねることが創作なのでしょうね。すぐにほどけてしまいそうな「結び目」のいくつかは記憶の中に残っていて、時にそれを思い出してもう一度結んでみたくなる、とか。
再び、原さんの言葉から。
「自分で」が大切ですね。やっぱり、誰かの目で見た解釈ではなく「自分で」。そうでないと「結び目」にはなかなかならない。結んだことさえ忘れてしまう。そんなことを思いました。
株主として定点観測していきます。
投資信託の場合、毎月、月次レポートが発信されていますが、noteさんは何か月次で開示されるデータがあるんですかね。今後の情報開示がどうなっていくか分かりませんが、株主としてさらに関心を持って見守りたいと考えています。
note の皆さん、どうぞよろしくお願いします!
次回も楽しみです。