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スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #41(2023年9月末)

スパークス・アセット・マネジメントさんの運営するファンドの月次レポートを読んでみる定点観測です。


スパークスさんのnote

スパークスさんのnote、更新されてます。

成長による株主価値向上が大切であるのであれば、配当政策を減配ないしは無配とし、大きく投資に舵を切るという経営判断もあり得ると思うのです。その代わり、一定の投資が完了した暁には、その果実を十分に投資家に還元すれば良いのではないでしょうか。

ここで重要になってくるのが、企業の情報開示であるIR(Investor Relations:インベスター・リレーションズ)です。なぜ減配・無配にしてまで投資が必要なのか、どのような果実を手に入れることができるのか。この点について投資家に十分に説明することができれば、もっと機動的な企業経営が可能となり、更なる企業価値向上につながると思うのです。

事業活動で得た資金をどう「つかう」か、とても重要な論点です。そして、その意思をどう伝え、理解を得るか、IRの役割が益々大きくなってくるのを感じます。

スパークスさんのnoteでの発信、楽しみにしています。

スパークス・ジャパン・オープン (愛称:キョウソウの架け橋)

2023年9月末基準の月次レポートでは、投資先の #積水ハウス  さんが詳しく紹介されています。

レポート全文 をぜひご覧ください。

スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド (愛称:ライジング・サン)

月次レポートでは、IPO後に投資を開始した #ライズ・コンサルティング・グループ  さんが紹介されています。

独立系の総合コン サルティング会社で、今日の企業経営において重要度が増しているデジタル化対応、DX(デジタルトランスフォーメーション)化支援を得 意としています。アクセンチュア(株)などの大手競合と比較すると以下の3点で差別化しています。

とのことです。

詳しくは レポート全文 をご覧ください。

レポートの量がちょっぴりダウンサイズしている印象がありますね。

スパークス・企業価値創造日本株ファンド

月次レポートでは 前回に続き、投資先の #三菱重工業  さんが詳しく紹介されています。

エネルギーの需要側である社会インフラの脱炭 素化を牽引する、物流・冷熱・ドライブシステム事業

物流・冷熱・ドライブシステム事業へのファンドの評価が詳しく述べられています。

過去のレポートでも述べられていた概念ですが、 #パートナー株主 という言葉が目に留まりました。

当ファンドは企業オーナーとして短期業績や株価変動に惑わされない⻑期保有を前提としています。投資先企業と共に企業価値向上 を目指すとの考えから、短期的に株式を売買する投資家と区別する為、「パートナー株主」との文言を使用しています。

レポート全文 をご覧ください。

スパークス・新・国際優良日本アジア株ファンド(愛称:日本アジア厳選投資)

2023年9月末の上位10社です。

前月末です。

投資先は1社減の32社となっています。

上位10社は2社、入れ替わっています。インド・Lemon Tree Hotels、 #アシックス  さんが上位10社に。

1年前の上位10社です。

8社が入れ替わっていますね。

月次レポートのテーマは「アジアでのエンターテインメント知財」具体的な事例からの考察、インサイトが示されています。。

レポート全文 をご覧ください。

素晴らしいレポートの数々

↑でご紹介したファンド。僕自身、1口も保有していないファンドです。

でも、こうやって月次レポートを読むことができます。他の多くのファンドと比べると際立って素晴らしい、質も量も、そんな月次レポートだと感じます。

新しい学びや発見を得ることが出来ています。とても有難いことです。

この記事でご紹介のファンドにはお金を投じることはできていません。しかし、微力ながらこうして情報発信することで、上記のファンドに関心を寄せる投資家さんを増やせたらなあ、と感じます。

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