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「ごきげんよう、ジュノー王子殿下」 内心ひきつりつつも、小恵理は一応、表面上だけはにこや…
誘拐事件から6年が経ち、小恵理は王立学院、中等部へと進学をしました。 この前にはわりと長…
「部屋の中では作業した跡がある。なのに部屋に入った形跡がない。私は窓から入ったからだけど…
準備を全て終え、ふう、と小恵理は一つ息を吐いて、ひとまず周囲への警戒を解きます。 待ちに…
夜の不審者について聞いてから、数日のこと。 小恵理が暗躍をしようとした新月まで、あと3日…