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第70回大量導入小委「長期安定適格太陽光発電事業者」について解説します
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギーを安定的に主力電源とする取り組みが進められています。その中で注目されているのが、「長期安定適格太陽光発電事業者」として認定される制度です。この認定制度は、再エネ事業の長期安定的な運営を支援するための重要な施策であり、適格事業者には特定の要件を満たすことが求められます。本記事では、この認定制度の3つの認定要件と4つの具体的な施策について簡
もっとみる再エネ開発における電気主任技術者の業務について
本日は、読者の方からのリクエストである、再エネ業界に転職した際の電気主任技術者の業務、についての記事です。
私は再エネ事業者を2社経験してます。あくまでその2社での経験での話として紹介したいと思います。
発電所には、開発、建設、運転の大きく分けて3つのフェーズがあります。どのタイミングで入社するかによって業務内容は変わります。
ビルメン電験二種が再エネ業界に転職する際に注意するべきこと。
再エネ発電所の第二種主任技術者候補として、転職を希望するビルメンの方は多いのではと思います。私も最近そのような採用面談をいくつかやっています。その中で私が考える、再エネ業界にビルメンの方や発電所未経験の電験二種をお持ちの方が転職する際のアドバイスについて記載致します。
再エネ企業によって考え方は全く違う
主任技術者の謎の2時間ルールについて解説します。
主任技術者の2時間ルールが見直されるようです。この謎のルールにようやくメスが入るのは嬉しいことです。
下記は、6/15の第6回 産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 電力安全小委員会 電気保安制度ワーキンググループの資料です。記事に「いわゆる2時間ルール」と記載がある通り、実は明確に定められたルールではなく、暗黙の了解で浸透しているルールなのです。
私も発電所開発を行うなかでこの
電気主任技術者資格の価値は落ちる。それに向けての心構え
世界的な再エネの流れで日本も重い腰をあげて再エネ普及に舵をきっています。
この再エネの流れもあって電気主任技術者はこのままであれば確実に足りなくなると思います。現に私の会社でも案件が新規で立ち上がる度に電気主任技術者(二種以上)の確保に汗をかいています。
しかも、資格保有者の多くは高齢です。少子高齢化の流れと同様に電気主任技術者は確実に減る未来が予想できます。
それを裏付けるように、電気主任
特高外部委託は電気主任技術者の年収アップにつながる?
特高まで外部委託制度の幅を広げると言う事で、今まで選任という一種二種電気主任技術者のポジションが電気保安法人に奪われると一見思われますが、やり方によっては個人の主任技術者の価値をあげるチャンスと思っているところです。
具体的な要件は今後議論されていくので想定として記載しますので、あくまで一個人の考えとして読んで頂ければと思います。
外部委託は、法人だけでなく個人事業者も可能です。個人事業者に求
電験取得の先にある世界
電験一種、二種を取得することは人生の転機になります。
私は電験一種を取得して、間違いなく人生が変わりました。
取得する前は考えもつきませんでしたが、色々な面で人生を豊かにする恩恵がありました。
ここでは私の実体験を紹介します。この記事で皆さんの電験一種、二種取得のモチベーションの向上につながれば嬉しいです。
資格の威力が特に発揮するフィールド正直、この資格の威力が本当に発揮するのは、電力会社
年収1000万も夢じゃない!!電気主任技術者資格の活用法
電験取得を目指して頑張っている方々へ、私が実際に再エネ業界への転職を経て学んだ、これからの時代の電気主任技術者資格の効率的な活用方法をご紹介します。
実際に電験一種を保有して再エネ業界で働く私が知っているリアルな電気主任技術者事情も記載しますので、主任技術者資格を活用して転職を考えている方にはかなりの有益な情報になると思います。
年収1000万も決して難しくありません。実際、私は30代にして年
電気主任技術者は建中業務が不得意の事実
工事計画届出を提出した発電所建設工事においては、運転開始前に使用前自主検査を行う必要があります。そして使用前自主検査は、都度、電気主任技術者の確認を持って行われます。しかしながら、電気主任技術者で使用前自主検査のルールや法令の意味合い、書類の作り方を理解している人は残念ながら多くはいないと思います。
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