土曜日からジムも制限付きではありながら開放されることになった。ボディコンバットのクラスが戻ってきた。
冬に向かって突き進むシドニー。
コ〇ナは収まりつつあるものの、今度はインフルエンザが心配になってくる。毎年ある程度の数、亡くなる方がおられるわけで、「死ぬ」という事態はコ〇ナでもインフルエンザでも同じだ。
うがい、手洗い、マスクは引きつづき必須で、
浮かれポンチにならないようにしよう。
そんな中、土曜日からジムも制限付きではありながら開放されることになった。
ジムでは様々なエクササイズのクラスが設定されていて、
俺は「ボディコンバット」のクラスが大の好物だ。
参加のためにはオンラインでのブッキングが必要で、20人しか予約できない。
こういう事態になる前は金曜日を除く週6で出席していた。金曜日に行かなかったのもクラスがその日だけ設定されていないからで、もしあれば100%参加した。
書道教室の時間もボディコンバットのクラスのタイムテーブルに合わせていて、重なるときは当然のように教室の方をずらしていた。それを生徒のみなさんもみんなご存じだ。
とにかくボディコンバットのクラスが大好きなのだ。
見合いの席で「ご趣味は?」と聞かれたら答えは決まっている。
初日のボディコンバットの時間には書道のワークショップが解除宣言より先に入っていたので行けなかったが、昨日日曜日のクラスには参加してきた。
とにかく、である。
やっと始まった。
この喜びがお分かりいただけるだろうか。
家で一人で動画を見ながらチョマチョマやるのではなく、いつものメンバーと一緒に(人数は少ないにせよだ)ジョブ・アッパー・フックをしてキックを放つのだ。
久しぶりに喜びが顔からこぼれそうになり、それを防ごうと唇を噛んだ。これが喜びを噛み締めるということだろう。なるほどなと思う。
いつもはジャンプしないところもジャンプした。
フックもアッパーもいつもより大振りになったかもしれない。
本当に待ちに待っていたのだ。
嬉しすぎて、シャワーを浴びた後は、寒空の下をTシャツのまま戻ってきてしまった。スキップまではしていないのでご安心いただきたい。
しかし喜んでばかりもいられない。
次のクラスにも参加をしたい。そのためには予約が必要だ。
予約のプログラムを見ると1日のクラスの数は減らされていて、ボディコンバットも例外ではない。
少ないクラスを熾烈な予約合戦に勝ち抜いて獲得しなければならない。
さしづめ戦国時代だ(ちがうよ)。