第6感がウズウズする…　いや、どれが第6感だか認識できてないのにイメージで言ってしまった。ごめんなさい

朝、出かける準備をしてましたとさ。
いつものようにパソコンの画面ではYOUTUBEがどんぶらこどんぶらこと流れておりました。

世界共通、どこにいても朝はバタバタと忙しい。シャワーもキッチンもトイレも、他に2人居るシェアメートとの争奪戦である。

だからYOUTUBEなんてしっかりと見ているわけではない。ただ日本語がほしいのでBGM代わりにどんぶらこしてもらっていると言えは分かりやすいのかそうでもないのか。

シャワーを浴びた後は棚に重ねたTシャツを上からとって、3つしかないハーフパンツのどれかを適当に選んで、靴下を履き、パーカーを羽織る。

シェアメートの一人が俺の後にシャワーを浴びているすきに、トーストを焼きにキッチンに…と、ちらっと左目の端に違和感を感じる。

画面には沖縄の星であり元WBA世界ライトフライ級王者である具志堅用高先生の密着取材のコーナーが流れている。

ふーんと思いつつ、キッチンへ。トーストを焼きつつ、湯を沸かし、インスタントのコーンスープを準備する。オレンジジュースをどうしようか迷ったが、グラスに半分だけ注ぐ。そして出来上がったそれらをみんなトレイにのせて部屋にもどる。

画面ではまだ具志堅先生が動いておられる。今ではこんなに面白おじさん的な扱いをされているが、現役当時はスーパースターだ。

じっくり画面に見入るでもなくちゃっちゃと食事を済ませ、洗い物に立つ。何が変なのかもやもやを残しつつもやるべきことをこなしていく。

部屋にもどって携帯電話とか財布とかをカバンに入れて、準備も最終段階を迎えたあたりだが変な違和感は濃く強く増すばかり。

なんだか第６感がウズウズする気がするのだ。いや第6感かどうかはちょっと言いすぎたかもしれない。ごめんなさい。どれが第6感だかはっきり認識できてないのにイメージでいってしまった。でもまあとにかく解明できない違和感があったのだ。

と、姿見の鏡で一応の全身チェックをした俺の目に、それこそ目を疑う俺の姿が…。

具志堅先生と全く同じパーカーを着ている………俺。
しかも二人ともシッパーを上まで上げて…。

ユニクロおそるべし…。