映画館で「時をかける少女」を観てきた
「時をかける少女」が好きだ。
最初に見たのは日本テレビの金曜ロードショーだったと思う。実家に住んでいた頃、家族と一緒になんとなくで観ていた。実家のテレビがついていて、たまたま日本テレビが映っていただけだった。それでも終盤の怒涛の展開に圧倒されて、最後の方はがっつくようにテレビの前に座って観ていた。
「時をかける少女」といえば、夏。
夏といえば、「時をかける少女」だ。
夏になるとこの映画を観たくなる。
金曜ロードショーでもよくやっていた印象がある。
そんな映画が、この夏、映画館で観れる。
Filmarksが企画したもので、2週間限定のものらしい。
昨晩(2023年7月6日)に席を予約した。前日なのもあって空席はかなり少なかったが、運よく最後列に席を取れた。最近の映画館はネットで予約できるのがありがたい。(逆にふらっと立ち寄るのは難しくなっているが)
観てきた。
やっぱり映画館で観ると幸福度が違った。
スクリーンは大きいし、音響も迫力があるし、何より上映後の多幸感の溢れる劇場内の空気が本当に良い。
私を含め泣いている人や「あぁ、良かった」と声を洩らす人が劇場を埋め尽くしている光景は幸福そのものだった。
映画館の価値
今は映画館に行かなくともインターネットで手軽に映画が観れるようになった。
チケットを取って、服を着て、映画館に行く。
昔は当たり前にやっていたことだけど、今は違う。
映画館で観た直後だからこそ思うことは、家で寝そべりながらダル着で観る映画は「消費」に近くて、映画館で観る映画は「向き合う」に近い。映画館で観る映画は独特の緊張感があって、集中力が必要だと思う。
今でも映画館は人々に必要とされていて、映画館でしか味わえない感動がある。
そんなことを思い出させてくれました。
みなさんもこの2週間の内に映画館へ行くことを強くおすすめします。
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