【感想】レモンと殺人鬼|くわがき あゆ
●あらすじ
主人公はかなり地味でネガティブなキャラクター。行動に起こすまで時間がかかり、最初はイライラさせられますが、行動を起こしてからは一気に読めました。
●二転三転四転五転のどんでん返し
そんなにある〜?って思ってましたが…ありました!
帯コメントにある「ある一文で鳥肌が立ちました」
真ん中を過ぎたあたりで、たぶん同じ箇所を指していると思うのですが、私も鳥肌が立ちました。
ここから一気にこのストーリーの見え方が変わり、登場人物が1人また1人とめくれていきます。そして怒涛の伏線回収。正直、やべーヤツ多過ぎだろうとは思いましたが、それでも十分面白かったです。
●173ページに誤植?
たまたま検索関連ワードで見つけたのですが、誤植があったと。何回か読み返してもわからなかったので、誤植のネタバレを読んでみたところ、確かに人物の名前がAではなくてBではないとおかしいですね。
●表紙と帯の仕掛け
読んでいる時は帯を外していたので、読み終わって帯を再度付け直してる時に「あっ!なるほど」とその仕掛けに気づきました。表紙のイラストと帯の位置がヒントだったんですね。
●満足度
★★★★☆
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?