8月6日広島に原爆が落とされた日
今日、8月6日は広島に原爆が落とされた日で、朝8時から広島平和記念式典が行われた。
ただ、参列した岸田文雄総理の表情を見ていると、自分の地元である広島の原爆の日に平和記念式典で内閣総理大臣としてスピーチできたことへの満足感、カッコいいでしょ僕、長年の夢叶っちゃったよ。でも、神妙な顔してないとね、この場では嬉しいなんてにやけちゃいけないんだよね、あくまで神妙に、、、なんてことを心の奥で考えている頭のいい小学生の姿が浮かんでしまった。
あくまで、私の勝手な妄想であって、岸田総理の真意は分からないが、想像をたくましくし、その表情の微妙な動きから私が読み取るのは、この人は頭のいい小学生の時代から何も変わっていないのだろうなということだ。平和式典で何を語るかではなく、平和式典に総理大臣という立場で参列し、故郷に錦を飾れたらそれで目標達成というおおよそ政治家とは思えない子どもっぽい考えの人ではないかという疑念。
いや、子どもっぽいは語弊があるか、、、。さっき、広島の小学生代表でスピーチした2人の小学生の方がしっかりしていた。
多分、政治家になる人の多くが、私が岸田総理から感じたような単なる立身出世主義みたいな野心で総理を目指すのだろう。こんな世の中にしたいとか、弱者を救いたいとか、国民の真の幸福とは何かを考えることなく、そんなどう測ったらいいのか分からないことをぐだぐだ考える前に、お金で解決すればいいじゃないかと、ある者は安直な利権政治家に堕していく。
一方で、クリーンなイメージのある岸田総理が金銭的に本当にクリーンなのだとしたら、それは逆にクリーンなイメージを捨てても実現したい政策がないからかもしれない。彼は何をするかよりも、かっこよさげなイメージさえ守れればそれでいいのかもしれないから、、、。あくまで私の勝手な想像ですけどね。
でも、政治家として信念を持って実現したい何かがないからこそ、岸田総理は周囲からお願いされたことにどんどんハンコを押してしまう。その人たちを喜ばせることが、自分の総理大臣という立場の維持に役立つのであれば。
広島でのサミットも終わった今、岸田総理の目標は、自らの総理の在任期間をなるべく引き伸ばし、長く清和会一極集中だった党内権力を少しでも宏池会に取り戻して次の総理にバトンタッチし、国会の売店の歴代総理湯呑みに100代〜岸田文雄と笑顔の似顔を描いてもらうことだけだろう。これもあくまで私の想像。
しかし、天は簡単にはそれを許さず、マイナンバー保険証の問題や増税の問題で国民の支持が下がり、額から冷や汗の毎日だ。
それにしても、岸田総理になってからというもの、批判の多かった安倍総理の時よりもずっと沢山の悪法が通り、経済格差もさらに開き、世の中はしんどいものになっている。
その際たるものが、防衛費をGDP 2%、ほぼ2倍にしたこと。そして、それを増税で賄おうとしている。それも、庶民から薄く広くとる方法を模索しているようだ。増税だとバレない方法を探しまくっているようだ。
結局、岸田総理は直接に会うこともないであろうし、選挙をやっても投票にも来ないような一般国民のことは想像することのできない人のようだ。一方、自分に直接要求できる、財務省や経団連やアメリカ政府の言うことだけに耳を傾けている。彼らの言うこと聞いとけば俺は大丈夫🙆♂️それだけを自分にいい聞かせて頑張っているのでしょうな。
私は小学校の卒業文集に、ふざけて、「将来の夢は大統領」と書いた大馬鹿者であるが、経産官僚から国会議員となった父を持ち、広島では岸田一族と言われる政治家人脈に囲まれた彼にとって、将来の夢総理大臣というのは夢物語でもなかったのだろう。
そして、大人になってもそのメンタリティのまま政治家となり、坊ちゃん気質のままでなぜか、総理の座が転がり込んで来たのだ。
そんな岸田総理が、ただ単に総理大臣になること無事に勇退することだけを目標に政治家を続けてきた人とは思いたくないが、今の彼のやり方を見ていると何の信念もなく、政治家としてどういう世の中にしたいかを真剣に考えているようにも思えない。総理の座にいるために、自分より偉い人、影響力のある人の言うことを聞いているだけに見える。
ここに書いたことはあくまで私の勝手な想像である。
そうでないことを祈りたい。
ところで、今朝は7時15分ごろに目が覚めた。
昨日のうちからうとうとし、明けて2時前に一度目が覚め、温かい飲み物を飲んで、少し録画していた番組を見て、4時前にはまた寝落ちしていたが、今日はテレビも消し忘れておらず、エアコンも切っていた。
目覚めのきっかけは怖い夢からの逃避。夢の中で私は号泣していた。
断片的なシーンしか覚えていないが、時は戦時中、丸刈りの男の子やその母親らが憲兵的な男たちに捕まり、人間魚雷みたいな大きな鉄管の中に押し込まれ、その魚雷みたいなものの足元に着火、男の子と母親は泣き叫ぶが、足元に既に火がつき、鉄管は爆発しながら飛んでいった。つまり、男の子も母も爆死。それを見ていた私は憲兵みたいな男たちに、なぜこんなことをするんだと泣き叫びながら訴えるが、男たちは兵器の実験だ、お国のためと言うばかり。私はもうこれ以上は叫べないというほどに泣き叫んでいるところで目が覚めた。
これは完全なる夢で、目覚めた私の目に涙は流れていなかったが、その目でふと時計を見て、そういえば今日は8月6日で、もうすぐ、広島では平和記念式典が始まることに気づいた。
このところ、深夜のNHKでは戦争をテーマとしたNHKスペシャルの再放送をやっている。テレビをつけっぱなしにしていて戦時中の悲惨な状況を語るインタビューなどが聞こえていたなら、そういう夢につながることもわかるが、今日はテレビは消していた。無意識を刺激するものはない。それでも、こんな夢を見て目覚め、その後、広島平和記念式典の中継にチャンネルを合わせ、こんなこと書いている。
もしかしたら、原爆で命を落とした人たちの魂が私の夢の中にやって来て、戦争の悲惨を思い出してくれ、想像してくれと懇願したからかもしれない。
防衛費を倍にし、核抑止論は認めながら、日本は非核を目指す平和国家だと平然と語れる人に信念があるとは思えない。今一度、何でもかんでも深く議論せずに決めていく広島選出の岸田総理の在り方を検証せねばならない。
そうでないと原爆の犠牲者が浮かばれない。岸田総理には目を閉じているだけでなく、本当の黙祷をしてほしい。
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