英語習得で鬱改善!?言語がもたらす思考の変化とは?
こんにちは。ライターのRenaです。
今回は外国語習得によって(主観的に)鬱が改善した❗️という体験談、
そして英語を話すことによってマインドセットが変化した❗️ということについて書いていきます✏️
結論からいきましょう。
英語を話すことで変わったことは3つあります。
1.声量を上げてはきはき話すようになった
いろんな国に行き、いろんな人に出会った私。
彼らと話す上での一番の問題は、自分の声量でした。
昔から引っ込み思案で人と話すことが大の苦手。
今でも気を抜くと、ブツブツと独り言を言っている程度の声量で話してしまいます。
そんな私は会話中によく言われるのです。
「今、なんて言った?」
と……。
これを言われた瞬間、私はいつも一人でパニックになります🤯
というのも、これを言われた直後、私が一番苦手な状況が出来上がります。
そう、全員が私に目をむけ、私が何をいうのか待っているという状況です👀
極度のあがり症の私は、この状況になるとパニックです。
一般的に「なんて言ったの?」と聞き返されるということは、その人が自分を理解しようとしてくれている証拠です。
けれどコミュニケーション恐怖症(自称)の私は自分が責められている、と認知してしまうのです。
何か発音を間違えたか、単語の使い方が適切ではなかったか。
そしてうまく話せない自分に対して自己嫌悪をしてしますのです💀
そこで私は、自分の言ったことは一発で伝わるようにキメる!という志のもと、自分の発音矯正をしました🔥🔥
私はたまたまPRで出てきたELSAというアプリを使って自主勉でなんとか今のレベル(イギリス人ネイティブと仕事ができる)ぐらいにはなりました。
このELSA、結構甘く見ましたが意外といい練習になりました。
何より自分の顔の筋肉や舌の使い方によって発音が全然違うことに気がついた、というのが大きいですね。
日本語と違い、英語は使う筋肉が違うので、はっきり話さなければ伝わらないということがヒシヒシと伝わりました。
それ以来、しっかり口を開けて誰にでもわかる綺麗な発音を心がけるように。
そうするといろいろな人から「なんて言ったの?」なんて聞き変えされることは激減しましたし、綺麗な英語だね!と誉められるようにもなりました✨
「自分に自信が持てる」ようになったのです❗️(わーい)
2.自分の意思をはっきりと主張するようになった
自分の意見や意思をはっきりと主張するということは日本人にとって苦手かもしれません😅というのも、他者を引き立てたり謙虚でいる、というのは日本人の美徳とされてきたからです。
そういった文化的背景はもちろん長所であり短所でもあります。
短所というのはそう、西洋文化とくに英語圏では通用しないのです。(もちろん例外はあります)
Yesと言ったらYes、Noと言ったらNo
白黒はっきりしています。取り繕うということもしません。
イギリスの若い世代は買ったレディメイドの食べ物をI don't like it と言って、一口二口食べただけの食べ物を容赦なく道に捨てているのを何度か見たことがあります。
(私は勿体無い精神があるのでそんなことはしませんが😤)
そんな人たちに遠慮や建前は逆効果です。気遣いなんてするだけムダ(極論です)
なので遠慮せず嫌なことは嫌と言いましょう。
彼らは相手の意見を尊重するけど、自分の意見も尊重してもらうと言う思考回路です。
なので自分はそれは嫌だと言っても大丈夫。
代案や折衷案が出てくるだけです。
そんな文化圏にいたので、私もNOと言えるようになりました❌
相手の言っていることに対してただ従うのではなく、自分がおかしいと持ったら「おかしい」と言う。
そして相手がなぜそうなのかを説明して納得した場合、「ごめん、最初から理解できなくて。でも説明してくれてありがとう」と言う。
黙って誰かの指示に従うより、自分の意見をきちんと相手に伝えるコミュニケーションが、結果として人間関係にも自分の精神衛生にも大切なのだと学びました✨
3.自分を大切にするようになった
さて、1、2を通して学んだことがあります。それは、
はっきりと自分の意見を主張することは、自分を大切にするということにつながります。
なぜなら会話の中で、自分は何が好きなのか、何が嫌いなのかがはっきりとするからです。
例えば職場で嫌なことがあったとします。
その嫌なことを友達に愚痴っていると、自分はあれが嫌だった、でも会社のここが好きだ、明確に話していること気が付きます。
そして、「自分が嫌だと思った職場のルールは上司に言おう。改善されなかったら辞めて新しい仕事を探そう。嫌なことを我慢してまであの仕事を続けるなんて、精神的によくない」
と、自分を知り、自分にとって何が一番大切なのかを明確になっていきます。
それが結果として自分を大切にするということにつながったと思います🤗
さて、これが英語習得を通して私のマインドセットが変わった3点です。
要約すると、
1.社会的な人間としての存在を与え(他者に伝わるように話す)
2.自分を独特な個として受け入れ(自分の意見を主張する)
3.大切にする(自分に価値を見出す)
ようになった。
それが結果として自己受容や自己肯定感改善になった、と言うことになるかもしれません。
他にも外国語を話すことで鬱が改善される利点がありますので、今後の記事でも書いていきますね✏️✨
最後に
社会人として今のポジションに責任があるから
経済的に転職が難しい
ちゃんとしたキャリアをあと何年か積んでおかないと将来ダメになる
そんなふうに思って、自分の気持ちよりも社会的・論理的に正しい選択をしてしまうことが多いと思います。
それが「大人、社会人」なのだと信じて。
けれどそれは自分の健康を差し出してでも優先すべきことでしょうか?
病気になったところで、会社は責任をとってくれるでしょうか?
働けなくなったとき誰が助けてくれるのでしょうか?
会社のせいだと言って訴えたとして、訴訟の見込みある証拠は揃えられるでしょうか?
証明するための時間も労力も、弁護士を雇うお金だってかかります。
(実体験:各国で雇用問題に直面し、弁護士仲介まで行った給料問題も書いていきます✏️)
手遅れになる前に、ご自身を守る術を身につけておくのも「大人」だと私は思っています。
鬱は目に見えない分、人に理解されにくいものです。
そして心の癌、と言われるほど一度患ってしまうと完治が難しい病気です🤒
私は(自称)鬱を患っているので、心身ともに健康でいることがどれだけ幸せなのか重々承知しているつもりです。
そんな私から言えることは少ししかありません。
心の声に耳を澄ましてあげてください。
自分の体を労ってあげてください。
それはあなたにしかできないことです。
努力と無理を取り違えいないか。
ご自身に問いかけましょう。
皆様が毎日をより良く過ごせますように🍀