自己肯定感を上げるヒント
1.キューティーブロンドを10代のときに観たわたし
29歳の夜、映画「キューティーブロンド」を観た。観るのは2回目。
はじめて観たときはまだ10代で。
ビビットなピンク色が似合う、キラキラとかわいい主人公にすぐに目が奪われて、まっすぐでかっこいい生き方に勇気がもらえた。
でも、心のどこかで「これは海外の話で、映画の話」と自分とは切り離していたように思う。
2.映画は2回目こそ冷静に見れる
昨日の夜、夫が「自己肯定感の上がる映画がみたいなぁ」とボソッとつぶやいた。
とびきり笑顔で胸を張ってピンク色のヒールを履いた主人公エルがわたしの頭のなかを一瞬通ったように感じた。
「よし、エルに会いにいこう!!」
映画がはじまった瞬間から「か、かわいいっっ!!」思わず、声にだしてしまうほど、女の子たちを彩っているファッションや華やかなコスメの数々にすでにトキメキが止まらない!
「そうそう、こういう映画わたし好きなのよ」とテンションが上がる。
オープニングを見るだけで満たされる。。
「主人公エル」はかわいくて陽気で、努力家でみんなの人気者。
ハッピーキャンパスライフを送るかと思いきや、いくつものトラブルに見舞われる。
辛いことがあったときにはしっかりと悲しんだり、怒ったり、泣いたりするんだけど、ずーーーんと悲しみの中にいるのではなくて、
バカにされたことは、自分の努力で変えられるところは変えようとするし、時には人にヘルプを求めながら「自分がより良くなるために」健気に生きている。
どんなことがあっても、ポキッと折れないのは、エル自身のブレない芯があるおかげ。
3.自分を信用する
そんな彼女に起こる不幸な出来事は「あるある」と共感できるものや、「いるいる!」と自分の周りにいる似たような人と重ねるものが多くて
映画だから「特別」ではなくて、案外わたしたちの悩んでいることに近いのだと気づいた。
わたしたちは誰かの「心ない一言」でガクンと落ち込んでしまうし、誰かのたったひと言で一気に元気になったりもする。
想像以上に「他人からの影響」は大きい。
だからこそ、心から信じていいのは「自分」なんだろうなぁ。
そんなこと言うと「なんだか人間ってさみしいな」と思ってしまうけど、順番があるんだと思う。
「自分」を信じるからこそ、「相手」のことを素直に信じることができる。
「相手を信じて!それができる自分のことも信じてあげてね!!」(エルのだいすきなセリフ)
くじけそうなとき、不安なとき、この先どうしたいかわからなくなったとき、ぜひ自分に見せてあげたい映画。
いつか娘のおしゃれ心に火がついた頃に、ファッションのことを語ったり、恋愛観をチラッと聞かせてもらったりしながらこの映画を観る日も待ち遠しい。
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