「筆(ペン)は剣よりも強し」:読書と講演会、解読力と認知の拡大
「筆は剣よりも強し」を、調べて見ました。
思想や文学の力は武力よりも大きな力をもつという意味で、言論の力は、政治権力や軍隊などの武力よりも民衆に大きな影響を与えることのたとえでした。
思想や文学の力、そして言論の力は、他人に大きな影響を与えます。諸刃(もろは)の剣(つるぎ)ともあります。便利で強力な能力である言論の力を持つことは、責任を伴うものであり、言論を通して、相互の啓発や成長、社会貢献の機会を提供すると同時に、その責任も大きいということを認識し、適切に活用していくことが重要です。
言葉やアイデアは人々の心に響き、社会の価値観や意識を変える力を持ちます。人々の考えや行動を変えることができるため、適切に使われることが必要です。
そのため、情報を正確に伝えることや他者の意見を尊重すること、議論や対話を通じて共通の理解を深めることが大切です。
子育て中の親として、子供に言論の力を持つように育てるためには?
○ 読み聞かせ: 紙芝居から一枚の広告紙面でも、絵と文字、言葉に興味を持つように促します。様々な視点に触れることができ、子供の知識や理解が豊かになり、親との会話も増え、会話内容がたまには奇想天外まで弾みます。親もぎこちなさのない童心になります。
○ 対話を一大切に: 子供との対話を通じて、意見を尊重し、自由に自分の考えを表現する機会を提供します。親が喜怒哀楽の言葉を勉強しながら表現することで、親子で言葉の力を共に伸ばす現場だと思います。
○ 議論も試す: 子供にとって興味深い話題や問題を提供し、意見交換やして、考える力や論理的思考を誘導して見たりします。子供が自分の考えを明確にし、他者との対話や議論を通じて新たな視点や理解を得られると考えます。(嫌々とすねったりしますが、これがちょっとした無理だと思ったりします。)
○ 批判的思考も挿入: 子供に情報を受け入れる際には常に疑問を持ち、情報の信憑性や偏りを見極める能力を身に付けさせます。情報は差異があることをわかってほしいと思っております。
○ 表現の場を提供: 子供が自分の考えや感情を書く、話す、描くなどの様々な方法で表現する機会を家庭で与えます。安心でリラックスできる場で表現力を伸ばし、親子でお互いにフィードバックし合いながら成長していく場でもあります。
子育ては、親自身の心を新たに育てるチャンスでもあると思います。
野口芳弘先生の
日本の美しい「言葉と作法」ー幼児から大人までー
は、教育のダイヤモントだと思っております。
家族
家族は、最高の宝です。
人間は、一人では生きられません。
みんなで力を合わせる事が、大切です。
そして、人は幸せを感じ、自ら幸せを生み出し続けます。
…
※注:諸刃(もろは)の剣(つるぎ)《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあることから》一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。 両刃の剣。