お酒メモ10:ワインは酔いやすい

寒い体を温めたり、日々のストレスを解消したり…
ワインを始めお酒はすばらしい効果があると思ってる。(ただしそれを上回る体への悪影響があるが)

さて、今まで、日本酒やワインは(ほかのお酒に比べて)悪酔いする、あるいは酔いやすいってよく耳にしてきたけど、これについて調べてこなかった。だから今回はこれについて真相を探ってみた。

原因は醸造酒だからか?

ワインとか日本酒は醸造酒なんだけど、この醸造酒とは簡単に言うと、果実や糖化させた穀物を原料としてアルコール発酵させたもの。

ワインは、ブドウを原料として酵母による発酵でアルコールを発生させる。それを蒸留させたのがブランデー。で、そういった蒸留酒みたいにお酒を熱して蒸留するという過程が無いため、いろんな種類のアルコールが残り、不純物も多い。

そのため、その不純物を分解するために肝臓が使われてしまい、アルコールの分解が滞ってしまっているという。さらに、肝臓は数種類のアルコールを分解しようとすると、処理能力が落ちてしまう。つまり、過剰摂取するとそれだけより長い時間アルコールの分解に肝臓が酷使されているというわけだ。

これが、ワインはじめ醸造酒が悪酔いしてしまう原因だといわれている。

確かに、ウイスキー1杯の方が圧倒的にアルコール量が多いのに、酔い具合は同じくらいな気がする。

まとめ

◯ワインや日本酒は醸造酒
◯ウイスキーや焼酎、ブランデーは蒸留酒(原料を熱して、水とアルコールの沸点の違いを利用してより強いアルコールを生成して作るお酒)
◯醸造酒は発酵でアルコールを作るから、色んな種類のアルコールが存在してるし、不純物も残っている
◯肝臓は、種類の多いアルコールや不純物への対応が悪い
◯だから長期間の疲弊、あるいは酷使によって悪酔してしまう

確かに次の日頭が痛くなりやすいのは日本酒な気がする。飲み過ぎに気をつけよう。


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