本の感想26『好きなことだけで生きていく』堀江貴文

ちょっと今日はやる気がないから目についた本をサラッとまとめた

行動力こそ価値がある

真っ先に行動を起こす人間は、良い意味でバカが多い。リスクを小利口に計算せず、計算しようともしないバカさ加減がイノベーションを生み出す。

その先に成功があろうが失敗があろうが、どちらからも学びがある。そもそも失敗したところで失うのは他人からの評価、世間体、少しのお金なんていった小さなプライドや損失に過ぎない。

他人はあなたのことなんて真剣には見ていないし、結構な失態にしても時間がたてば忘れ去られていく。

有能であることよりも、行動力や瞬発力にあふれ、やる気に満ち溢れていることが大切だ。とりあえず始めてみて、何か問題があればその都度修正、工夫、改良などしていけばいいだけのことだ。あるいは速やかに撤退すればいい。

やるなら思い切り

ちょっとした小遣い稼ぎの「副業」なら全然アリ。でも、仕事や本業を保険として、本当にやりたいことが副業的立ち位置になっているのは良くない。最高のパフォーマンスが期待できなくなってしまう。

「安定した本業」を捨て退路を断つことで、副業へ注ぐ時間やエネルギーは増えていく。つまらない本業について「つまらない」「しんどい」など居酒屋でグチるエネルギーも節約できる。このように理論的にも成功する確率は高くなる。

働かない=悪は間違い

国からお金をもらっているニートに対して大半の人は怒りを覚えるだろう。ただそれは逆だ。働かない人が増えれば、企業の労働力への需要が増え、そうなれば多少高くついても人を雇うしかない。

そもそもみんな働きすぎなのだ。労働力が市場に過剰に供給され続けているから、いつまでたっても労働力の価値が上がらない。デキる人は働いて高給をもらい、そうでない人は国からお金をもらう。極端な話だが悪い話ではないと思う。国と企業がお金を吐いてくれる。

時代が資本主義の時点で企業がお金を蓄えるために人件費を抑えるのは当たり前の話だし、そもそも国が教育などで忠実に働くよう仕向けている。特に日本人は勤勉であることが美徳とされすぎていて、それについて疑問を抱きすらしない。






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