砂漠で捌くスズキ 果実味ジューシーなイタリア白ワイン
中東でもお寿司を食べられる。
なかなか日常的には通えない金額だが、長期出張のご褒美にたまに。
ドバイ、アブダビ、ドーハ、リヤドなど、中東の都市はいずれもそうだが砂漠の楼閣。砂漠に空輸されてきた鮮魚を現地の日本人シェフが捌く(タイトルの親父ギャグにはお許しを)。アペタイザーから期待は高まる。
そして供された寿司の盛り合わせにはエビ、マグロ、ホタテ、スズキなどがきれいに並ぶ。
目をつむって頬張ると砂漠にいることを忘れるような素晴らしい魚介の活力、旨味。合わせたのはコースメニューにセットのカジュアルな白ワイン。親しみやすいスタイルだ。
Tini, Trebbiano, Romagna, DOC, Italy
青リンゴ、微かにフェンネルが香る。
みずみずしいジューシーな果実味、穏やかな酸味、チャーミングでグラスがどんどん進む。
特に相性が良かったのが淡白で上品な脂のスズキ。穏やかな風味の中に旨みがほのかに広がる。スズキの余韻にワインを。ワインのジューシーな果実味、穏やかな酸味が完璧に寄り添う。
相性: ★★★★☆
最後はこちらでシメました。