ジョナサンにワイン持ち込み
週末夕食、セラーから取り出したワインを片手に自転車でファミレスのジョナサンへ。
最近知って驚いたのだが、ジョナサンは1,000円 (税込1,100円) /本でワイン持ち込み可能なのだ (店舗によっては受け付けていないようなので事前確認を) 。
そしてジョナバルと銘打った酒飲みにはうれしいメニューは、リーズナブルなおつまみとワインが提供されている。
おつまみはカプレーゼ、カラマリ、チーズ鶏つくね、フライドポテトをオーダー。なんと全て250円(税込275円)。
加えて、メインに紅ずわい蟹のアメリカンソーススパゲッティ (899円(税込 989円)) 、チキンのクリーム煮、ピザをオーダー。
今回は持ち込んだのでオーダーしなかったが、ワインはグラス199円 (税込219円) 、デカンタ250mlは349円 (税込み384円) から飲める。
持ち込んだワインはくらむぼんワイン, N Koshu, 山梨県甲州市勝沼町, 2019, アルコール度数12%。
数年前に山梨県は勝沼のくらむぼんワインを訪問、造り手の野沢たかひこさんに畑と醸造施設をご案内頂いた後に、ワインを試飲した。野生酵母を使い、樽発酵、樽熟成で仕上げるこのNシリーズには並々ならぬこだわりを持っておられた。
ワインの澱引きは軽めで自然な濁りが見られる。ジョナサンには自転車で向かったので瓶の中で澱が舞ってしまったが風味には問題なし。
香には花梨の蜂蜜漬け、トマト、セルフィーユの青みのあるタッチ、ほのかに黄色い花、自然派ワインに共通するビネガー系の香りを少々と、パンのような酵母の香りを感じる。
果実味は穏やか、やや突出した酸味、旨味がやんわりと広がる。
いわゆる甲州らしさよりも自然派ワインの特徴を強く感じるが、甲州ワインの新しい境地を切り開く予感。
ジョナバルメニューの中では特にカラマリとの相性良し。揚がったイカの凝縮された旨味に、ワインの滋味と酸味が心地よく寄り添った。
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