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160通りのシーフードとワインの相性から極上の4ペア 定番のお魚とのおススメ

シーフードとワインの相性の探求を続ける、るもわ脛です (日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・エクセレンス) 。

今年に入ってから約160通りの組み合わせを体感。ハマってしまった沼から投稿を続けている。
★の数で相性を評価、ここまでの結果を発表。
相性がはまった時の感動、喧嘩した時のガッカリ感を繰り返し感じつつ日々研鑽。これだけ合わせてきても大ハズレを引くこともある奥深い世界。皆さんに成功を共有し、そして同じ失敗を回避してもらうため、ありのままに投稿していく。

★☆☆☆☆: 4
★★☆☆☆: 6
★★★☆☆: 36
★★★★☆: 50
★★★★★: 4
(初期の63の組み合わせは★評価なし)

5つ星に輝いたのはこちらの4つ。居酒屋でホタテのバター焼きに合わせたお店唯一の白ワイン (チリ産) 、神戸のレストランのお上品なサーモンのミ・キュイに合わせたスロヴェニアのピノ・ノワールまで幅広い。

これらは以下の44種の魚介食材、約160皿とワインの組み合わせの中からの独断と偏見によるトップ4だ。
赤魚、アサリ、アジ、穴子、甘エビ、甘鯛、アワビ、あん肝、イカ、イナダ、鰯、イワナ、ウニ、エビ、牡蠣、カツオ、カニ、カレイ、キス、金目鯛、鮭、白子、鯖、サワラ、サンマ、シシャモ、白えび、シラス、鯛、タコ、つぶ貝、にしん、ハタハタ、ヒラマサ、ブリ、ホタテ、ホタルイカ、鱒、マグロ、ムール貝、明太子、モサエビ、ロブスター、ワカサギ

皆さんもよく口にするであろう、メジャーな魚介の中から印象的なペアリングをピックアップする。

【鯖】
B級グルメ的な美味サバカツにシャンパーニュ様を合わせる禁断のマリアージュ。

【マグロ】
刻んだたくあんを和えて、信州のコンコード。チャーミングな果実味のワインをガブガブと飲んでしまうこと間違いない。

【ブリ】
ブリ大根を熟成ブルゴーニュの深淵な世界に。

【タコ】
たこ焼きの甘辛ソースに、チャーミングな果実味の信州コンコード。たこ焼き専用ワイン。

【エビ】
みんな大好き551のエビ焼売にもワインを合わせた。

【タラ】
フィッシュ&チップスに王道ボルドー白。

【シラス】
ゴルゴンゾーラチーズとともに餃子の皮に乗せてオーブントースターでさっと焼く。サルディーニャ島の潮風香るワインと絶妙に調和。

【鮭】
神戸元町のレストランでサーモンのミ・キュイ (低温調理) にスロヴェニアのピノ・ノワールが完璧に寄り添った。

【牡蠣】
居酒屋で蒸し焼き牡蠣に一杯600円の白ワインを。

【鰯】
西洋家庭料理風、濃いめの味付けのイワシの香草焼きに、コクのあるソアーヴェ・クラシコ。

【イカ】
イカの香草焼きにサルディーニャ島の潮風香るワインが寄り添う。

【アジ】
大葉を添えて爽やかさが加わったアジフライにも、サルディーニャの島ワインが素晴らしい調和。

【ホタテ】
ホタテを焼いて貝の上でバターを溶かして、シャルドネを合わせる。間違いない。

シーフードに合わせたワインの生産国はアメリカ、イタリア、オーストラリア、カナダ、ギリシャ、ジョージア、スイス、スペイン、スロヴェニア、チリ、ドイツ、日本、ニュージーランド、フランス、ポルトガル、南アフリカ、レバノンの17ヶ国。こちらはもう少し幅を持たせていきたい。

しばらくシーフードとワインの相性の探求は続く。

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