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ダイナマイトエビのキムチマヨソース ボルドー白ワイン
一日の仕事を終え、ホテルで軽食に白ワインを。
中東では屋外は日々30~40度、そして屋内はどこに行っても効きすぎている冷房で冷え切った身体を、トマト系のスープで温める。次回は薄手のダウンジャケットを持っていこう。真夏で外気は40度、室内は20度或いはそれ以下、その中でダウンジャケットを着て過ごす、もはや意味不明である。暑さをしのいで夕食に冷やし中華でもすするのが理想だが、スープで暖を取ることになる。
軽食はDynamite Prawns Kimchi Mayo、ダイナマイトエビのキムチマヨソース。確かにエビが大きい。
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このホテルのハウスワインにはスパークリングワインがなく、白ワインか赤ワインだ。ソースがしっかりしているので赤ワインが頭をよぎったが、ここの白ワインはソーヴィニョン・ブラン主体で、エビやソースの辛味にもよく合いそうだと思いなおした。グラスにワインを注いでもらう。
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AOCボルドー白(と思われる。ホテルでグラスサーブされたもの)
ソーヴィニョン・ブランを用いていると思われるワイン。
香りにはオレンジのおおらかな柑橘、ほしわら、ほのかにカットグラスやハーバルなニュアンス。
ジューシーで親しみのある口あたりながら果実味のメリハリが物足りないか。中盤から苦味がやや支配的に、酸味は中庸からやや穏やか。
ダイナマイトエビのキムチマヨソースと合わせる。カラッと揚がった衣の先に弾力のしっかりとしたエビ、多少大味なのかもしれないが揚げられて風味が凝縮。エビの旨味にキムチの酸味とマヨのクリーミーが絡む。料理名を見て面白さ重視の創作料理かと思いきや、しっかりとハーモニーが計算されている。料理の余韻にワインをひと口。ワインの柑橘とハーブのニュアンスがエビ・キムチ・マヨの余韻を爽やかに包む。
★★★☆☆