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ツナとライスヌードルのスパイシーサラダ シャンパンのシャープな酸味

出張を終え帰国フライト搭乗前にシャンパンの癒し。
このラウンジを前回利用した際にはシャルル・エドシックが提供されていたが、今回はローラン・ぺリエだ。

また、シャンパンに続いて頼んだ赤ワインは程よく熟成したボルドーワイン(カントメルル2014)で、深淵な世界観に浸っているとのんびりしすぎてまい、小走りで搭乗口に向かうことになった。

さて、シャンパンに話を戻す。
ローラン・ペリエ ラ キュベはこだわりのシャルドネを主体に造られる。シャンパーニュの熟成規定は15ヶ月間以上だが、このワインは48ヶ月間わたって熟成させるている。

ローラン・ペリエ ラ キュベ
Laurent-Perrier La Cuvée
焼きリンゴ、りんごジャムなどの厚みのある果実香に、明瞭にブリオッシュの酵母やパン系の香りが絡む。
やや強めの泡の刺激、力強くしなやかな果実味、舌先に心地よい刺激を感じる明瞭な酸味、フレッシュ感を残した余韻は非常に清々しい。シャルドネ50% ピノ・ノワール 35% ピノ・ムニエ 15%で造られ、シャルドネ比率がやや高め。シャープな酸味が魅力であり個性だ。

前回提供されていたシャンパン、シャルル・エドシックと素晴らしい相性だったツナとライスヌードルのスパイシーサラダに今回のシャンパンを合わせる。

ツナの脂と香草のハーブの爽やかな香り、ライスヌードルの弾力のある食感が楽しい。エスニックなソースにワインのシャープな酸味と厚みのあるりんご系果実味が良い方向に重なるが、料理とワインが高め合う面白さには欠けるか。そうなってしまうと別々に楽しんでもよい。ワインの力強い果実味と酸味が料理をやや圧倒したか。ソースにナンプラーなどを効かせてみると料理の風味のボリュームが底上げされ旨味や深みが加わり、相性が良くなりそう。
前回合わせたシャルル・エドシックはピノ・ノワール(40%)、シャルドネ(40%)、ピノ・ムニエ(20%)。黒ブドウが多めのふくよかなスタイルの方がツナの脂や香草をより好ましく受け止めるようだ。
相性: ★★★☆☆

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