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#建築
建築メディアは設計者を守るべきなのか?
最近ネットを見ていて色々と思うところがあり、今日はそのことを、このクローズドな設定の場をつかって書いてみたいです。
機能的なものを装飾として用いる
以前より、個人的にファッション分野が好きで、色々とコレクションをウォッチしているということは、ここにも書いた通りなのですが、最近気づいたことがあります。
事例として貼っているのは、コムデギャルソンのコレクションなのですが、一般的に、シャツなどの開閉の為に使われている、ボタンを、装飾として扱っていて、ジャケットの上に縫い付ける事で、独自の模様を描いています。
https://cdg-freak.
昔、堀部安嗣さんの建築を体験して感じたこと
facebookで、堀部安嗣さんのページをフォローしているのですが、日々流れてくる住宅の写真を拝見していると、過去に浜松で見学させて貰った、堀部さんの建築のことが思い出されました。今日は少しその事を書いてみたいと思います。
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堀部さんの作品は、雑誌を通して活動初期から拝見していましたが、僕個人の興味は、少し変わったところにありました。
堀部さんの建築は、一見すると住宅作家や住宅建築とい
レム・コールハースの最新作品
上手く説明できないのですが、このOMAの最新プロジェクトには衝撃を受けました、、、。
レム・コールハースが主導して完成したプロジェクトということもあり、色々と勝手に考えさせられるものがありました。
フランスのボルドーに架かる橋のプロジェクトなのですが、見た感じにも非常に簡素です。そして、特徴としては幅が広い。
橋の幅を2倍にして、多目的に使える公共的なスペース(歩行者用のスペースを兼ねる)に
建築家は何故文章を書かなければいけないのか?
2021年の振り返りをなん記事か書いてきたのですが、もう他に書くことはないかな?と思って考えていたのですが、2021年は、海外のいわゆるスターアーキテクトと呼ばれている人たちの作品を紹介する際に、それに付随する文章をたくさん読んだ1年だったなと思いました。
作品の紹介するタイミングで読んでいるので、仕事でもあり一石二鳥なのですが、これも一年を通して続けてみると気づきや学びがありました。
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建築家は、いつ自分だけのテーマに出会うのか
先日、府中市武術館で行われているアート展「池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて」を見に行きました。
現代アートのインスタレーション作品を大きなスペースに数点展示するダイナミックなものでして、非常に素晴らしかったです。
ぼくは、池内さんの作品の予備知識なしに行ったのですが、「絹糸」を作品の材料として用い一貫した作品を作り続けているようです。
大きな展示室には、その絹糸を編み上げた繊細な構築
アイデアは日々の習慣と因数分解から生まれる───元木さんとの対話を振り返る
昨日は、元木大輔さんと2時間半くらい色々とお話ができたのですが、個人的にも凄く楽しかったです。少しだけ、振り返って色々と考えようと思い、PCに向かっています。
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自分の「型」を意識する───何をしても良い世界で仕事を作る方法
久々に、少し時間がとれたので、最近ぼんやりと思っていたことを吐き出す為にPCに受かっています。いつもの乱文すいません。
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ぼくは、いつも書いているのですが、20代中盤頃から建築の世界でどうしたら生き残れるのか?ということに切実に向き合わざる負えなくなって、様々な建築家の振る舞いや、異業種の振る舞いを観察し続けてきて、その中での気づきを自身の活動にちょっとづつフィードバックし続けて、何とか
建築写真と文章を通して、創作者と対話する
先日も書いたのですが、近年、アーキテクチャーフォトの編集方法として「コンセプト圧縮」というものを行っています。
それは、設計者の皆さんが書いたテキストを読み込み、写真を拝見して、其々のプロジェクトを端的かつ本質的に伝える部分を選択し、80文字程度にまとめる行為です。
これによって、情報過多である現代の、そしてネット社会の状況に対して、建築作品の特質を伝えやすくし、その存在意義を広くまた遠くまで