【怒る】と【叱る】の違い
【怒る】と【叱る】の大きな違いは、“心” の状態だと思っています。
【怒る】は、負の感情。怒鳴ることに近いです。
【叱る】は、心が波立ってない状態。教えること。諭すことと言えます。
今日子どもに接した時の“心”の状態はどうでしたか?
【怒る】と【叱る】。どちらだったでしょうか?
【怒る】ことをすると、その時の相手は…。
何かに腹が立って、その事を伝えたくて言葉を発すると思います。でも受け取る側は?!
実は、怒鳴り手の言葉よりも、感情を受け取ってしまうのです。発せられている“言葉の内容”よりも、大きな声に怯え、相手に対する恐怖心を引き起こすだけ。“何を言われているか”のいう部分を理解するのは、1番最後。これを繰り返すとどうなるか…。そのうち、心を開いてくれない状態になりかねませんよね…。
働くのは自己防衛反応
怒られ続けると、精神的に耳をふさぐ状態になります。なぜ相手が怒っているのか理由を知ろうとするより、“どうしたら怒られなくなるのか”という自己防衛本能が働くだけになるのです。
【怒る】ではなく、【叱る】に変えること
『叱る』と、叱り手の穏やかな感情を受け取ることができます。受け取る側は、平静心で話の内容を理解しようとします。
同じようなことが起きた時、次はどのようにしたら良いのか。『失敗を成功に変える考え方』を身につけることができるのです。
【怒らない方法】
怒らないようにするのは、正直難しいのです。でも、私たち大人も“心”をコントロールすることでそれができるようになります。
①本能のままに行動しない。
②深い腹式呼吸をする。
また、1~10心の中で数える。
③普段から理性が働くよう、訓練をする。
子育てで叱り方を身につけたあなたは、職場での部下の指導に役立つことに気づくはずです。
面白いことに、③のように“理性が働く”ようにするための訓練は、幼い頃からトレーニングすることができます。今からでも遅くないんですけどね♪続きはまた書きまーす!
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