【詩】夜空のブレス

Words written by kentaro fujita c(2019)

嫌味のように「しあわせですか」と送ってみた
心配しているよ、あなたを失ってから
何もできない私は、まだあなたを欲してる
こんなご時世ってことは理解(わか)っているよ
あなたからの言い訳は、いつも嘘
嘘だと分かるから、余計に悲しい

誰かに奪われてもいいの?
あなたにとって私はそんなものだったのかな
引き留めに来てよ、ずっとそばにいてと言って
抱きしめて、また愛を注ぎ込んでよ

ふたりはもう終わったの
問い詰めた私にあなたが言い訳を送ってきて
ブロックされた、あなたが心を閉じたら
ふたりの時間なんてすぐに終わること
望んでいたことだけど分からない、心が割り切れないの
でもあなたが誰かと笑っていると想像すると許せなかった

私が不要って分かったでしょ
別れを告げられて腹落ちするひとなんていない
どうせなら、せめて私から振りたかった
あなたなんて要らないって傷つけたかった

シねばあなたは悲しんでくれますか
アヤめれば私のものになってくれますか
極論だけでいい、あなたが欲しい
どんな手を使ってでも、あなたが欲しい
人生の20代を捧げた最初の愛をくれた
別の生き方ができなくなるくらい愛してくれた

Merry Christmas for you.
私が普通を諦めたら、またそばに居させてね

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